2024/12の履修作品(プロセカ・ニーゴまとめ後半)
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「そしていま、リボンを結んで」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「みんなでエンジョイ!スポジョイパーク」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「好きを描いて♪レインボーキャンバス」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「この祭に夕闇色も」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「願いは、いつか朝をこえて」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「イミシブル・ディスコード」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「ボク達の生存逃走」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「仮面の私にさよならを」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「水底に影を探して」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「あの日、奏でた音色を」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「変わらぬあたたかさの隣で」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「リラックスティータイム」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「Knowing the Unseen」
- アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「灯を手繰りよせて」
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「そしていま、リボンを結んで」
ニーゴ。瑞希バナー。
海外で頑張るファッションデザイナーである瑞希のお姉ちゃんが、服作って送ってくれた。瑞希はお姉ちゃん大好きだし、お姉ちゃんも瑞希のことが大好き。
瑞希がニーゴと出会う、前日譚。
瑞希が中学3年生のとき。類が卒業して寂しい瑞希。ハンドルネームAmiaは当時の推しキャラ「ミア」から。
類は卒業して、好きなアニメが終わっちゃって、大好きなお姉ちゃんも海外に行っちゃう……。瑞希を支えていたものが一気に無くなってしまう時期だった。
そんな時に出会ったのが、やはり奏の曲。奏の曲に感銘を受けて、ハンドルネーム「K」で検索するも、全然引っかからない。そんな中、あるファンアートが目が留まり、それを使って無断で動画を作ってみる瑞希。アップロードしていいかの許可をもらうために、ハンドルネーム「えななん」にコンタクトを取る。
絵名と瑞希の出会い。この頃絵名は、美術科のある高校の受験に失敗して、消沈していた。見てるだけで苦しい。絵名もまた、このとき奏の曲に出会う。
瑞希が作ったMVを投稿。それが奏の目に留まり、ナイトコードで4人で話すことになる。そこで新曲の制作にお試しで携わることに。
一緒に作業する瑞希と絵名。作業する中いつの間にかタメ口になってるの良すぎ。
ニーゴに所属するのを誘われて、絵名は快諾するが、瑞希は迷う。興味はあるが、この頃の瑞希には理由が分からないものの、いていいのか分からない。
お姉ちゃんと話して、所属する決心をする。
このMVのパジャマ風衣装可愛すぎ。「君の夜をくれ」っていうタイトル、ニーゴに合いすぎ。しかもこの曲、「荊棘」のアフターライブで歌われることになる曲。自分で絵名に秘密を話すことができていたらというイフの曲という意味付けなのかも……。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「みんなでエンジョイ!スポジョイパーク」
混合。奏バナー。
運動不足の奏と一緒にレジャー施設で運動する話。参加メンバーは奏、絵名、みのり、一歌。
みんなを救いたい奏の笑顔を守るみのり。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「好きを描いて♪レインボーキャンバス」
混合。絵名バナー。
再び絵画教室に通い始めた絵名。絵に魅力がないと言われて悩む。
穂波は壊滅的に絵が描けない。でもボランティアでえむと一緒に園児に絵を教えることになってしまう。それで、奏からの紹介で、絵名が穂波とえむに絵を教えることになる。
まふゆがえむとどんなふうに会話してるか気になる絵名。優等生仮面かぶってて、えむはそれに怯えてます。
絵を笑われた経験のある穂波。共感する絵名。とりあえず、単純な幾何図形でパターンを覚えるよう指導する。
犬の絵がナマコに見えるほどに壊滅的な穂波の絵だけど、よくよく観察すると、要素はある。えむは穂波の絵が好きだと言う。
トレスなら出来たのに、模写となるとうまくいかない穂波。見たまま描けないことに悩むが、教室のセカイのレンの言葉に勇気づけられる。見たままを表現するだけでが絵ではなく、表現したいように表現する。
穂波への教え方はこれで良かったのかと悩んでいた絵名。技術は手段であって、目的じゃない。大事なのはありのままの自分を出すこと。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「この祭に夕闇色も」
混合。まふゆバナー。
シブヤ・フェスタなる音楽イベントの話。ニーゴ以外の全ユニットがパフォーマンスを披露。これ、他ユニの話を読んでたらもっと面白かったんだろうな……。
サボり以来、詮索が激しいまふゆの母親。ボランティアを口実に、シブヤ・フェスタに行くことにするまふゆ。
すみっこで盗み聞きする瑞希かわいい。
瑞希はみのりのオタクらしい、良い。穂波がバンドやってるって知って驚いてる絵名、良い。
彰人が出演することを知らなかった絵名。まあ、彰人は絵名には言わないだろうなあ。可愛い姉弟だなあ。
穂波が自分の絵にちょっと自信を持ててるの良すぎる。
そして各ユニットのパフォーマンスや打ち合わせから「これで生きていく」という気概・覚悟が伝わってきて、まふゆの胸に突き刺さる。自分にそんな覚悟はあるのか、母親の言うとおりにした方がいいのではないか……。
装置の検証をしているときに類が怪我しちゃった。えむや彰人を伴い、まふゆが医務班のテントに連れていく。でも、医療班がいないので、まふゆが処置をすることに。
えむにはまふゆの笑顔が取り繕いってわかってて、その上でそういう人なんだって受け入れてるんだな〜。たぶんワンダショバナーの混合イベを読むべき。
類から話をされるまふゆ。自分のやりたいことは思った以上にわからない。これワンダショのイベスト読んだ方がいいな……。まあ、全部読むつもりではあるけど。
与えられた「やるべきこと」ではなく、「やりたいこと」が大事なんだという劇。
シブヤ・フェスタからの帰り道、一人で怪我をして泣いている女の子に遭遇するニーゴ。その子に寄り添うまふゆ。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「願いは、いつか朝をこえて」
ニーゴ。絵名バナー。
絵画教室で「孵化」がテーマになる。絵を見せて、絵名が表現したかったことを雪平先生に伝えるが、「ただ思いついたから描いたというふうにしか見えない」と断じられる。
まふゆが母にパソコン見られた……。まだ歌詞とかナイトコードは見つかってない。
まふゆが家に帰るかどうか逡巡してる間に、雨が降り始める。絵名がいったん自宅に連れていく。絵名が愛莉以外の友人を連れてくるのが嬉しそうな様子の絵名ママ。
家に帰ろうとすると苦しくなると言うまふゆ。自分の思いを親に言えないまふゆに苛立つ絵名。でも、大事な人に否定されたら嫌だという気持ちには共感せざるを得ない。
当然、まふゆママからまふゆに電話が。絵名が機転を利かせて、まふゆが泊まる口実を作ることに成功。本人のスタンスからしてふだんなら絶対に使わないであろう父親の名前まで使う。かっこいい。イケなん。
東雲家の食卓に加わるまふゆ。東雲姉弟の遣り取り可愛すぎ。
絵名と彰人の喧嘩。2人ともニンジンが苦手なの可愛い。
絵名ママと自分の母親の言葉は表面上同じ言葉に見えるのに、どこか違う。その差に困惑するまふゆ。諍いが絶えないのに、絵名の家庭は冷たい感じがしない。
まふゆは、母親に自分が音楽を作りたいと思っていることは伝えた、と絵名に伝える。そのうえで否定されたから、「音楽はやめる」と伝えたことも。でも、やめてない。
まふゆは、みんなと一緒に曲を作りたいと願っている。そう言う表情はふだんの石膏像のような表情とは違った。絵名はその表情に課題のインスピレーションを得る。
少女革命ウテナ。あるいは、ヘッセの『デミアン』を思い出した。
厄介な「私」に真正面から立ち向かってやるという気概が感じられる曲。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「イミシブル・ディスコード」
ニーゴ。奏バナー。 「immiscible discord」は「混ざらない不協和音」くらいの意味か。
ついに、まふゆママにパソコンの隠しフォルダが見つかり、ニーゴのことがバレてしまう。作曲をしている「K」つまり奏とサシで対面で会うことに。まふゆには内緒。
絵名や瑞希もついていきたがるが、奏はもしものことを考えて、まふゆママに顔を知られるのは自分だけでいいと言う。
セカイにはカイトが出現。想いを殺そうとする者に容赦しない過激派。
まふゆママに立ち絵と声がついた。
音楽はただの娯楽と思っているまふゆママと、まふゆの人生に音楽が不可欠だと感じている奏では、平行線。結局、まふゆママはまふゆのことをまだ小さな頃と同じだと思っているんだろうなあ。子供を信じられていない。独立した存在とはまったく見ることができていない。親の納得というのを超えて、孵化しないといけない。
まふゆママも当然まふゆのことを想っていると、奏は思っていた。でも、違った。まふゆのことを想っていると思い込んでいるだけ。自分の母親とのあまりに違いに、語気が荒くなってしまう奏。
まふゆと離れない決意を表明する奏。
たぶん曲名はカフカ『変身』の主人公グレゴール・ザムザに由来している。『変身』、昔読んだはずだけど、記憶が曖昧なのでまた読みたい。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「ボク達の生存逃走」
ニーゴ。瑞希バナー。
2週間ナイトコードに来ていないまふゆ。
まふゆはお母さんを信じたい。まふゆはお母さんを大事に思ってる。お母さんはまふゆの将来を考えこそすれ、気持ちを度外視している。それがまふゆを壊してしまっている。
瑞希にとっては家は唯一の逃げ場だった。まふゆにとっては、どこにも逃げ場はなかった。ニーゴが唯一の逃げ場になっていた。そこすら奪われたら……。瑞希は家族にしてもらったみたいに、まふゆに何かしてあげられないかと思案する。
一方、まふゆは母親にシンセを捨てられ、パソコンも修理という名目で取り上げられた。25時じゃなくて昼休みに自習室でナイトコードを繋げてみよう!と瑞希から提案。
まふゆママは「あなたのために」ということを笠に着て、娘の行動を制限してる。パターナリズム。まふゆは反抗できない。怖い。でも、スマホまでをも取り上げられたら、ニーゴにもセカイにも逃げられなくなる。
メインストーリーのときのクラスメイト達。あの時は悪意からそうしてると思っていたけど、そうではなくて、単に分からないだけなんだと悟る。「みんなに合わせる」のが自分を殺さなきゃいけないくらい苦しい人もいる。
瑞希は苦しかったら逃げてきた。まふゆは、苦しくても自分を殺してきた。自分の問題に向き合えていない瑞希は思い悩む。逃げてもいいんだよ、って瑞希は伝えたい。逃げることで心を守り、瑞希は居場所を見つけた。
予備校をサボってまで瑞希に会いにきてくれるまふゆ。自分の問題から逃げ続けてきた瑞希だからこそ贈れる言葉。
めっちゃツミキ節。逃げ惑う子猫。このMV良すぎる。というか、ロングストレートの瑞希可愛すぎ。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「仮面の私にさよならを」
ニーゴ。まふゆバナー。
期末の点数下がっちゃってる……。ニーゴの活動を休むまふゆ。
隠そうとしたけど、母親が高校に直接連絡を取り、バレてしまう。
スマホが取り上げられそうになり、まふゆは必死に抵抗する。その過程で、スマホが水槽に水没してしまう。スマホは故障してしまう。
不調のスマホからなんとかコンタクトをとるミクとカイト。
絵名に以前言われた通り、母親に面と向かって誠実に自分の想いを伝えるまふゆ。
……それでも、母親は分かってくれなかった。まあ、母親からすればこう思うのは分からなくはない。それにしても頭ごなしに否定しすぎじゃない? 今までのまふゆの生き方を否定するような物言いに、まふゆは耐えきれず。瑞希の助言の通り、逃げ出す。家出。
雨の中、奏はただまふゆを迎え入れる。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「水底に影を探して」
ニーゴのWorld Linkイベント。
【朝比奈まふゆ】
まふゆは奏の家に居候させてもらっている。カプ的には同棲はアツい。
まふゆパパの立ち絵と声実装。善良なパパってかんじ。まふゆの荷物を一式持ってきてくれた。
セカイに新しい場所が現れた。「湖」。水底から奏の音楽が流れてきて、医学部の参考書が出てきたりする。
【暁山瑞希】
瑞希は逃げた後どうすればいいのか知らないから、まふゆに逃げることを教えた責任をとれるか不安になる。自分も向き合わなきゃ……絵名も待ってるし。瑞希の言葉はまふゆのためになった。良かった〜。可愛いやった~!
瑞希は湖で絵本を見つける。
うさぎさんはまふゆ。いぬさんは奏。はりねずみさんは絵名。ねこさんは瑞希(キティだ……)。はりねずみ、ヤマアラシのジレンマを思い出すね……。
【東雲絵名】
いつもは苦しそうに絵を描く絵名が、苦しそうじゃない。 周りは美大受験でピリピリしだす頃合い。絵名は美大受験をどうするか迷う。
【宵崎奏】
穂波にまふゆのことをちょっと話す。穂波いいこ。
セカイで小さな女の子に会い、一緒にぬいぐるみを探す。
「いつもありがとう、お姉ちゃん」 。
それは夢だった。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「あの日、奏でた音色を」
ニーゴ。奏バナー。
味覚障害をパパに打ち明けるまふゆ。
奏もこれからどうするかを考えるよう祖母に優しく諭される。
奏が初めて作曲した頃の記憶。両親が笑顔になってくれて嬉しかった奏。ちび奏可愛い。
想いを殺すひとに厳しいニゴカイト。それは自分で自分の想いを殺す人も例外じゃない。
罪を自覚する罪びとは幸せになってよい。東雲絵名とかいう女、そのストレートな物言いで何人救ってきたんだ。昔みたいになりたい、戻りたい、そう願ってもいいんだ。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「変わらぬあたたかさの隣で」
混合。瑞希バナー。
お正月に瑞希のお姉ちゃんが帰ってくる。
小学生の頃の瑞希。可愛いものが好きで、でも、そういう格好をしてると変って言われる。じゃあ、可愛いものは我慢して、好きって気持ちを消しちゃえばいいのかな?
「瑞希は絶対変じゃない。可愛いものが好きな瑞希のこと、大好きだよ」、愛だ。
どうか気持ちは曲げないで。
視点が現在に戻ってきて、咲希・志歩と出くわす。
実は可愛いものが好きな志歩は、それでも自分に似合うとは思ってないから、我慢してしまっている。好きなものを大事にしてほしい! 瑞希はキーホルダーにアレンジしてつければ似合うと提案する。
帰り道で、奏まふゆコンビとばったり会う。アツい。欲を言えば、絵名も出してほしかった。
ニーゴのみんなに色違いのシュシュ作ってくれる激アツ姉。これからもみんなと一緒にいられますように。瑞希が覚悟を決めるきっかけになったかな。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「リラックスティータイム」
混合。奏バナー。
バレンタインのお返しを考える奏。一歌に相談。お茶会をすることに。
みのり、愛莉と遭遇して、それとなくリサーチすればと助言をもらう。このあと作業中にリサーチする奏、質問がぎこちなさすぎて可愛かった。
レオニード、ニーゴ(+愛莉、みのり)のみんなでお茶会。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「Knowing the Unseen」
ニーゴ。絵名バナー。
美大を受験するかどうかで迷う絵名。絵画教室から帰宅すると、父親が個展をやると聞く。自分もそんな風になりたいと思うが、中途半端な覚悟で画家になれるのか、美大を受けていいのか悩む。
雪平先生は集中できていない絵名を見て、課外授業を提案する。父親の個展の手伝いをすることに。「願いは、いつか朝をこえて」のときの嘘から出た誠。父親との確執をそれとなく知っているニーゴの面々はそれを聞いて、絵名を心配する。瑞希が特に気にしてて、もう、好き。
みんなには大丈夫とは言ったものの、やっぱり行きたくない気持ちがある。リンとレンが覗きに来て、そのおかげで逃げられなくなった。個展へ。
久しぶりに見ても、父親の絵はすごかった。昔は父の絵が好きだったけど、見るたびに自分の才能のなさを思い知らされる絵名。だからあまり見ようとしなくなっていた。
雪平先生は一枚の絵に焦点をあてる。それは一輪の牡丹の絵。雪平先生に、一枚一枚の絵を見て自分で何が描かれているのかを感じるよう言われる。
すると、ただ綺麗だと思っていたある時期の絵が、なんだか苦しみに塗れているように感じられてくる。
牡丹の絵は、暗闇に咲く牡丹に光が指している構図。
実は父親にも、見向されず生活が苦しい時期があった。そのとき、娘が生まれ、筆を折ろうとして、その牡丹の絵を最後の絵にしようとした。でも、父親は筆を折れなかった。雪平先生は絵名にそういう話をする。
ニーゴの面々が個展に到着。奏は昔から絵名パパの絵を見ていたらしい。その娘と一緒に活動しているんだから、すごい。
絵名を発見し、声をかけようとするが、真剣な面持ちで牡丹の絵を見る絵名に、一同は安堵し、そっとしておくことにする。
帰り道、きまずいながら、絵名は父親に質問する。絵を辞めようとしていたのは本当か、と。父親は語り出す。
当時、表現したいものは理解されず、求められるものを描いていた。それではダメだと表現したいものを描いてもやはり理解されない。そんななか、娘が生まれた。画家としても男としても何も生み出せていない自分に、守りたい物が出来た。暗闇に差した光。病院からの帰り道に見た一輪の牡丹。それらが重なって見えた。だから全てを賭してそれを描き、画家をやめようとした。だが描き終えたとき、画家としての自分が全て描かれたその絵を見て、画家をやめることは不可能だと悟った。
その話を聞いて、絵名は自分も同じだと悟る。そして、画家を目指す決意をする。父親のセリフはこれまで通り「好きにしろ」だけど、温かみが違うな~~。笑顔だし。
それにしても、こんな状況で生まれた娘に「絵名」って名前つけるの重たすぎる。この辺の命名の話とか今後イベストで語られたりしないかな。それともサイストにあるのかな。
絵名の象徴は「雨」らしい。それがストレートに表された楽曲。ついに自分の本当の想いを確信したからストレートなタイトルになってるんだろうな。
アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「灯を手繰りよせて」
ニーゴ。まふゆバナー。
まふゆパパは宵崎家に毎週通っている様子。まふゆ母はまふゆ父に家出の日のことを訊かれても「わからない」を繰り返すようになっちゃった。
母親を裏切ったという罪悪感で、父親にも責められる夢をみるまふゆ。それにより学校を休んでしまう。あの日のことを、パパに話したい。でも「また否定されたら」という不安がまふゆに付き纏う。
瑞希はそのことを聞いて「まふゆにも頼れる相手がいたらいいな」と思案する。まふゆパパはそういう人になってくれるのでは!
会いに来た瑞希に駆け寄るまふゆ、まだ宮女のなかだから優等生の仮面をかぶってるけど、でも瑞希の前だから素の感じに近い声色なの絶妙でとても良い。
まふゆの背中を優しく押す瑞希。「味方になってくれる人は案外多いのかもしれない」。
まふゆは父親との思い出を思い返す。仕事に忙しくてあまり家におらず、ちゃんとした交流がすることができなかった。このシーンとかめっちゃ切なかった。もっと休んで……。
なかでも印象に残っているのは、雷の夜に眠れなかったときのこと。父親はまふゆが眠るまで寄り添ってくれた。以来、雷が鳴っている時にはまふゆに連絡を入れてくれていたりした(伏線)。良いエピソードだけど、母親と同様、父親の中でもまふゆがまだ小さな子どものころから変わっていないことの表われではある。
思い切って、まふゆは父親に家出の日のことを打ち明ける。自分の想いを打ち明けた後のパパの返答までめっちゃタメがあって良い演出だった。ドキドキした。
まふゆパパがまふゆママと違うところは、まふゆの成長を受け入れられたところ。良かったね、まふゆ……(涙)。まふゆママもこうなってくれればいいな……。
まふゆはひとつうまく行った、瑞希も勇気を出す時……!
って流れで、この次の話が例の「荊棘」だから、手に負えない。この流れを踏まえて改めて読む「荊棘」本当にしんどかった……。
ともあれ、ニーゴのイベストは今のところ、これで全て。次のニーゴの箱イベが楽しみです。