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感想・備忘録・夏休みの自由研究

12月履修(プロセカ・ニーゴまとめ)

2024/12の履修作品(プロセカ・ニーゴまとめ)

 

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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「荊棘の道は何処へ」

ニーゴ。瑞希バナー。これと「傷だらけの手で、私達は」はもう何回も読んでる。

  • 10月頭、この表情の暁山瑞希Twitterでバズってるのは見たんだけど、その時はスルーしていた。12月頭、ふとこのシナリオの切り抜きをYouTubeで見る気になって、そこで全てが決まった。その内容が胸に突き刺さって抜けなくなり、沼に落ちました。精神的な意味で、グロすぎた。たぶんこれまでにたくさんの積み重ねがあったんだろうなあというのは察せて、それも具体的にその積み重ねの内容が分からずとも、十分にグロかった。
  • 「25時、ナイトコードで。」(ニーゴ)のこれまでのイベストを全て読んだ今となっては、もう、なんて言ったらいいか。瑞希が逃げ出すのは当然だと思った。これまでずっと「変なの」扱いされて、人と向き合うことから逃げてきた瑞希に、ちゃんと向き合いたいと思える人たちが出来て、ちゃんと向き合おうとしていたのに。「荊棘」までに積み上げてきた覚悟とか決心とか勇気とかが、(不運な事故とはいえ)辛辣な形で破壊されてしまったのだから。
  • 舞台は神高の文化祭。「KAMIKOU FESTIVAL」では瑞希の心のケアに一役買っていた文化祭だったけれど、2年次の文化祭は残酷な形で終結しちゃった。
  • ニーゴが脱出ゲームを攻略する過程は、瑞希とニーゴの関係性、というか今回の展開の比喩っぽいな。瑞希の普段の話や好きなものをよく知っているニーゴのみんなだからスイスイ謎を解いていくんだけど、最後の謎解きは、瑞希の癖通りじゃなくて他人の言葉でオチが変更されたことにより、タイムオーバーでクリアできず、で終わる。いや、今回のお話の筋にあまりに一致しすぎてない? 最後の宝の隠し場所が宙づりにされたぬいぐるみだったの、当時読んでた人たちは怖かっただろうな
  • 瑞希はなかなかニーゴのみんなに自分の秘密を打ち明けられないでいる。ニーゴのみんなは瑞希の秘密を知ったとしてもこれまで通りに接してくれる。そんなことは瑞希にも分かっている。でも、「これまで通りに接さなくちゃ」という「優しさ」がみんなの中に生じてしまうことが、そして自分がそう認識してしまうことが、瑞希にとっては辛いこと。それにより自分とみんなとの関係が変わってしまうんじゃないか、ということを恐れている。自罰的すぎる…。幸せになっていいんだよ瑞希
  • 神代類、人格が出来すぎ。神?
  • 瑞希のCVを務める佐藤日向さん、息遣いというか、泣きの演技が上手すぎる。聴いてると没入感がすごくて、何回読んでもこっちまで泣いてしまう。
  • 「本気のイカ焼」Tシャツすき。背景の屋台のイカの絵は絵名が描いたのかなあ。

  • 絵名が瑞希のこと「顔が良い」と思ってるの助かる。助かる~ッ。

  • 書きおろし曲の「化けの花」、MVも曲調も怖い。2番がなくて短い。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「傷だらけの手で、私達は」


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ニーゴ。絵名バナー。

で、プロセカを入れ直したときにやっていたのがちょうどこのイベント。「荊棘」の続き。運命ですね。

「荊棘」以来、ニーゴの作業に来ないしナイトコードにログインすらしない瑞希。ニーゴとの関わりを絶とうとしている。学校には普段より来ておらず、引きこもっている様子。絵名は自分の未熟さに歯噛みしながら、瑞希を連れ戻す方法を模索する。

類に事情を打ち明ける絵名。類、素敵な人過ぎる。終始声色が優しくて泣いちゃう。

そして、補習の日にニーゴのみんなで瑞希待ち伏せすることに。絵名は瑞希を見つけるも、瑞希は絵名を突き飛ばして逃げてしまう。絵名はそんなことでは諦めない。メイコの助けもあって、なんとか絵名は瑞希との話し合いに漕ぎつける。

きっと、優しくしてくれるみんなの顔を覗いてしまう、覗きたくもないのに。

「私のことはどうだっていい!」「ボクはどうでもよくない!」

規範と関係なく我を突き通そうとすることでしか生きられないが、そうすることで疎外される。そんな度し難い存在が大事な人と一緒にいていいのか。そういう懊悩が瑞希にはある。
それに対して絵名は、重要なのは「瑞希がどう見られるか」(外部規範)ではなく、「瑞希第一にどう見るか」(欲望)だとストレートに諭す。瑞希の場合、「自分がどう見たいか」が規範意識によって「自分はどう見るべきか」という価値に取って代わられつつある。その対症療法。

瑞希は自分の秘密が知られて相手の態度が変わることを恐れていたが、そのあまり、瑞希自身の態度が変わっていることを、絵名は指摘する。ここ、その通り過ぎて唸った。

 

「いていいのかとか、よくないとかじゃなくて、自分で決めなさいよ」と優しく声をかけ、手を繋ぐ。

何とか瑞希を連れ戻せて良かったの感情以外ないです。 完全にみずえな沼に沈没した。

 

メインストーリーのときに瑞希が初めて自分の内心を少しでも吐露したのは絵名に対してだったし、続く「シークレット・ディスタンス」で絵名が瑞希の異変に気付くのは決まっていたことのように思う。
絵だけが絵名の人生じゃないし、しかも、絵は絵以外の全てに関係している。絵に終わりはないのだから。
この出来事を受けて、絵名の絵がどうなるのかとても楽しみ。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』メインストーリー(25時、ナイトコードで。編)


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ニーゴのメインストーリー。最新から一気に最古のストーリーを読んだということになるので、答え合わせをしてる気分だった。後で分かったんだけど、他のユニットのメインストーリーはユニット結成の話なのに、ニーゴのメインストーリーはもう結成からある程度経っていて、それまでの付き合い方が劇的に変化する話だった。

「25時、ナイトコードで。」は、宵崎奏(K・作曲)、朝比奈まふゆ(雪・作詞)、東雲絵名(えななん・イラスト)、暁山瑞希(Amia・動画編集)から成る、音楽サークル。最初は互いの本名も顔も知らなかったが、まふゆの異変が表出することを契機に、顔を合わせることになる。

わけもわからないまま、「誰もいないセカイ」(まふゆの想いで出来たセカイ)にいざなわれるニーゴの面々。そこにいたまふゆは「消えたい」と言う。諭す3人に対して、まふゆは他の3人だって心の奥では「消えたい」という想いを抱えていることを指摘する。

絵名はまふゆの「私は絵名の絵、好きだな」という発言も虚飾だと悟り、「馬鹿にしやがって」と怒りを露わにして絵を描こうとするが、思うように描けず。それに対して、自撮り写真はいいねが伸びていく。見てほしい絵は見られず、気軽に投稿した自撮りはいとも簡単に見られる。この齟齬に苦しむ絵名。

瑞希は周りから奇異の目で見られる。そんな目で見られるのも慣れっこのようだけど、たぶんジリジリとメンタルが削られていたんだろうと思う。

「自分」があることで苦しむ瑞希と、「自分」を見失って苦しむまふゆ。

周りの価値観を押し付けられることによる苦しみという点で、瑞希はまふゆに共感する。この話をしたのは絵名に対してなんだよな~~~~。

 

スクショは撮ってなかったんだけど、奏には作曲家の父がいる。でも、自分の才能が作曲家としての父を終わらせてしまった。その罪滅ぼしとして、救済の音楽を作り続ける使命感に駆られている。奏はあくまで自分のエゴとして、まふゆを救いたいと申し出る。

まふゆのことは気に入らないが、まふゆの作った音楽は嫌いになれない絵名。才能がないと自覚している絵名からすれば、喉から手が出るほど欲しい才能を持った存在が消えたいなんて許せない。

大きさの合わない箱の中に入るには、自分の形を変えるか、箱の形を変えるしかない。瑞希とまふゆは対極にあるようで、非常に似ている。外部の強制的な規範を徐々に摂取して、自分が変形されていってしまう危機感を抱いている。

希望があるかもしれないっていう希望を抱くのに疲れてしまったまふゆ。

まふゆを救う曲を作り続けると約束する奏。誰かに見つけてほしかったまふゆ。いったん、ニーゴとして再団結する。

改めてオフ会する面々かわいい。癒し。

「見つけてくれてありがとう」の物語に弱すぎる、私。涙ぼろぼろ。

 

アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「囚われのマリオネット」


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ニーゴ。まふゆバナー。

穂波が奏の家に家事代行しに来てくれてることが判明。アツい。

ニーゴのみんなで人形展を見に行く。あるマリオネットを見て、まふゆは気分が悪くなってしまう。

自分がマリオネットになっている夢を見るまふゆ。何もしなくていいし、何も考えなくていい。言われるまま動いていればいい。でもそれを不快に感じる自分がある。

嫌なことも痛いことも、自分を構成する一部。

セカイにマリオネットが出現している。でもミクが糸を取って、綾取りにしている。

まふゆにとって、自分というマリオネットを操っているのは母親。ニーゴにいるときは、その糸が自分を操るものじゃなくて、何かと結びつくもの、いろんな形になるものになってるんだね~~。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「KAMIKOU FESTIVAL!」


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混合。瑞希バナー。神高の文化祭。

杏ちゃん、気遣いの達人すぎる……。でもやっぱり、奇異の目で見てくる奴らはいる。
お揃いはダサい、なんていうのは、お揃いになれるから言える

類と瑞希の関係が語られる。中学時代、よく屋上で会って色んな話をしていた。いわゆる屋上組。類も瑞希も、マジョリティが共通してもつ抽象的な観念に苦しみ、疎外されてきた。
それにしても、中学時代の短髪瑞希も可愛いな。

彰人のことを絵名の弟と気付き、瑞希が近づく。ここ知り合うのアツい。

メインキャラの神高勢、あったかすぎ。第1話のタイトルが「ボクと文化祭」で、第8話のタイトルが「ボクの文化祭」なの良すぎる。屋上でみんなに囲まれて後夜祭に向かう瑞希は笑顔。ずっとこれでいいよ。

アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「満たされないペイルカラー」


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ニーゴ。絵名バナー。

「画家になれるほどの才能はない」と厳しい言葉を発し続ける、画家である絵名パパ。口下手な父親概念だ~~。どう考えても娘のことを想って言ってる。
気がめいっているときほど、アンチコメントが目についちゃう……。

誰もいないセカイにリンが現れる。ツンデレ風味だし、絵名の要素かも。

自分には才能がないんだと懊悩する絵名。母親が夢を追う絵名を優しく支えてくれてるの良すぎ。

絵を描くために評価という不純な動機を必要とする自分を憎らしく思う絵名。それに対してニーゴの面々は「私達には絵名の絵が必要」「評価されたいって思うのはダメなの?」と言葉をかける。

中学時代、絵名は画家になりたい、そのために美術科のある高校に入りたいと父に言った。すると父は顔を険しくして厳しい言葉をかけたのだった。画家という生業の厳しさを知っているからこその言葉。会話から察するに、父はそれまで絵名が趣味として絵を描いていると思っていたんだろう。でも画家を目指したいとなるとこう対応せざるをえなかったんだろうな、と。

「ペイルカラー(pale color)」は淡い色を指す言葉。ニーゴのキービジュアルの衣装も無彩色(黒)を基調としている。灰色から始めて、彩りを目指していく、ということだろうなあと思った。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「シークレット・ディスタンス」


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ニーゴ。瑞希バナー。

奏がスランプに。瑞希の提案で、みんなで旅行(心霊スポット巡り)にいく話。

セカイにメイコが現れる。傍観者、見守る者。

近すぎて見えなくなることもなる…3人はまふゆに必要、瑞希は特に重要かも。

心霊スポット巡り。絵名と奏はあまりそういうのが得意じゃないっぽい。まふゆは「奏が曲を作れるならなんでもいいbot」と化す。

最後のスポット・廃校で葉桜を見る4人。瑞希は桜にまつわる記憶を思い返す(たぶん中学時代)。桜を綺麗だとは思えなかった瑞希

でもいまは、綺麗に見える。みんなと見ているから。これは私もよく思うことで、桜それ自体はそれほど美しいというわけではなく、桜の背負っている文化的価値が桜を美しくしている。花見だとかね。文化的価値は、他者と共有してこそのもの。

まふゆもご満悦。基本的に無表情なのに、笑みがこぼれた。自分自身でも微笑んだことに気づいていなかった。

来年もまた一緒に来ようと言いかけて、言えない瑞希。桜は毎年春ごろに咲く。周期性・不変の象徴としての桜だ~~。変わらず一緒にいたいと思える人たちが瑞希にも見つかって、瑞希自身がそのことを自覚した途端、瑞希は怖くなる。他のみんなが寝ている帰りの列車の中、心の中でひっそりと距離をとる。

絵名だけがふと目覚めて、いつも楽しそうな瑞希の深刻そうな面持ちに気付く。

書きおろし曲「アイディスマイル」、良すぎる。可愛いのに寂しいかんじ。「傷だらけの手で」を読んだ後に聞くと歌詞が胸に突き刺さる。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」


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混合。絵名バナー。

絵名は旅行のときの瑞希の表情が気になって、力になりたがる。絵名は親友である愛莉と遊んだ時、その悩みを打ち明ける(雫も同席)。絵名と愛莉が親友なのアツすぎる。

親しいからこそ言えない悩みがあるのかも、と瑞希を誘ってピクニックに行くことを提案する愛莉と雫。最初は遠慮しようとする瑞希だが、絵名が強引に押し切る。強い。

愛莉と瑞希の会話。愛莉と絵名が仲良くなったきっかけ。自分が許せないことは許せないタチ。

自分のしていることは余計なお世話なんじゃないかと思い悩む絵名。

その後、大雨になって、坂の下に転がり落ちてしまった絵名と愛莉を助けるために奔走する瑞希。お気に入りの服が転んで汚れてしまって、一瞬逡巡するけれど、それでも絵名たちを助けるために。

そんな瑞希の姿を見て、絵名は力になりたいという思いを確かにする。

救出に協力してくれた類とチャットする瑞希。この2人の距離感、絶妙で良いなあ。

 

アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリーカーネーション・リコレクション」


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ニーゴ。奏バナー。

セカイにルカが出現。トリックスター的立ち回り。まふゆを救って自分を救いたい、で終わってしまってはダメで、まふゆを救ってどうなってほしいか、まで必要。

父のお見舞い。今回は奏の幼少期の頃の状態。つまり、目の前にいる奏が自分の娘とはわかっていない。奏は父を宵崎さんと呼び、奏と名乗る。辛すぎる。ここのシーン辛かった。

憔悴した奏は雨の中で傘もささずに病院から出ていく。たまたまその様子を見かけた瑞希は、一瞬躊躇うものの、放っておけないと声をかける。

奏が過去の思い出を探る。小さい頃に父親や母親と一緒に過ごした思い出のカーネーションの花壇を探す。瑞希が迷いながらも連れ回し、その花壇を見つける。奏は大事な思い出を取り戻す。父親は母や奏に笑ってほしくて、曲を作っていた。

まふゆも今までの曲とは違うように感じられ、無意識に笑みを零した。

 


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「灯のミラージュ」


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ニーゴ。まふゆバナー。

鍵は見つけたけど、鍵穴が見つからない。

まふゆの母親、キツすぎる。

まふゆはどうして奏の曲で自分が微笑んだのか知りたくて仕方がない。セカイを訪れれ、そこでたまたま瑞希と会う。

まふゆが帰ったあと、リンに自分の思いを少し吐露する瑞希

学校、部活、委員会、予備校、ニーゴの作業……忙しすぎて、まふゆは体調を崩し、公園のベンチで倒れてしまう。奏がそれを偶然見つけ、自宅に連れていき、不器用ながら看病する。まふゆは魘されながら、小さい頃母親に看病されたときの思い出を夢で見る。そこで「自分」の欠片を見つける。

『廻るピングドラム』に脳を灼かれた人間なので、リンゴを渡すのを見ると愛だと思ってしまう。

触れずに見守る主義のメイコと突っついて掻き回す主義のルカは対立する。

家に帰って母親から渡されたリンゴは、味がしなかった。

 


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「ボクのあしあと、キミのゆくさき」


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ニーゴ。瑞希バナー。

苦しくても自分と向き合う3人と違って、逃げてばかりの自分に嫌気がさす瑞希

ニーゴの打ち上げ解散時、ビビバスの面々と遭遇。絵名が杏に学校での瑞希のことを聞く。焦る瑞希。うまくフォローする杏ちゃん。

大事な人たちだから、自分の秘密を知られることで関係が変わってほしくない。でも、話さないまま一緒にいるのも、騙しているようで苦しい。

「未来のことを考えるのは止めよう、今が楽しいでいいじゃん」と問題を先延ばしにする瑞希瑞希が虚ろ目だと辛いよ……。

心霊スポット巡り以来、対面を避けがちだった瑞希は難しいことを考えるのをやめ、絵名を遊びに誘う。「大丈夫、バッチリ」って言ってる表情ダメすぎて無理。瑞希のことが心配で、絵名は先約を断ってまで誘いに乗る。

楽しく遊んでいるように見えたけど、ふと気を抜いた顔を絵名に見られてしまう。絵名に問い詰められて、冷ややかに反応してしまう。ガンガン来る絵名が相手だと、瑞希は普段している通りに取り繕うのが難しくなっちゃうんだろうな。

セカイでメイコに会う絵名。悩みがあるなら話してほしいと絵名は思っているけれど、メイコはそれに対して「話すことが良くない結末を招くこともある」と指摘する。

一方、瑞希は、今まで掛けられてきた心無い言葉を思い出し、吐いてしまう。
ニーゴのみんなは優しいから、秘密を知ってもこれまで通りに接してくれるだろう、でもその優しさが苦しい。

屋上にいる瑞希に会いに来る絵名。瑞希がなにか悩んでそうだとモヤモヤしちゃうし、困ってる友達には力になりたいと言う絵名。瑞希、ほんとうに嬉しそうな顔(涙)。

メイコの忠告を受けて、「話してもいいって思ったら話して」と告げる絵名。これが「荊棘」に繋がるんですね~~。

「話せるようになったら聞いてほしい」と瑞希は絵名に伝えるけれど、これはある種の嘘。少なくとも話すまでは一緒に居てくれるというのなら、話さなければずっと一緒に居られるということだから……。結局、瑞希の自家撞着は解消されない。でも、決意を固める時間が出来た。絵名のおかげ。(怒って……くれるかな……)、ほんとうにすき。

このあと、「ロウワー」がこのイベントの書き下ろし曲だと知って、愕然としました。そもそも普通のボカロ曲として、キリストとユダがモチーフの曲だと認識していて、私は太宰の『駆込み訴え』も大好きだから、「ロウワー」のことも好きだった。なのに、このイベントの書き下ろし曲だって仰る。このイベストを読んでからだと、本当に瑞希とニーゴのことを歌ったものにしか見えなくなって、怖い。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「交わる旋律、灯るぬくもり」


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混合。まふゆバナー。

一歌と奏が知り合って交流する話。限定発売のCDが最後の一枚というところで、奏と一歌が遭遇。奏は一歌にその一枚を譲る。一歌はその後、名前も知らない奏にお礼をしたがる。一歌はまふゆの後輩だから、その繋がりでCDを貸せることに。

一方、一歌とバンドを組んでいる穂波は、奏の家事代行をしている。そっちからも繋がり出す。ここらへんアツすぎる。世間って狭いねー。

まっすぐな一歌の歌詞。一歌の作詞に興味を抱くまふゆと奏。4人で会うことに。

ニーゴの楽曲の歌詞を書いているのがまふゆだと知り驚愕する一歌と穂波。

奏は一歌の曲作りにときどき協力することに。たぶんこの辺はレオニードのイベストだから、まだ読めてない……。

 

アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「いつか、絶望の底から」


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ニーゴ。奏バナー。

奏とまふゆの出会い、ニーゴの始まりを描く前日譚。

奏は父への贖罪のために人を救う曲を作らねばならないという焦燥感に駆られていた。自分の身体を顧みず、曲を作っては投稿する日々。

まふゆは自分が何を好んでいるのか、何を欲しているのかが分からない状態。ある日、奏の作った曲に出会う。そこに救われるヒントがあると感じ、アレンジ楽曲を作り、奏の原曲のコメント欄にリンクを貼る。

奏は倒れてしまう。穂波とはここで初めて出会った。

まふゆ(雪)に連絡をとり、一緒に楽曲を作ることに。まふゆの親が寝静まる25時、ナイトコードで。

 


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「空白のキャンバスに描く私は」


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ニーゴ。絵名バナー。

奏やまふゆの表現の幅がかなり広がってきている。劣等感、焦燥感に苛まれる絵名。ニーゴにふさわしい絵を描けていけなくなっていくのではないか。みんなに置いていかれてしまうのではないか。もっと描けるようにならなければ。

数年前、中学生のころの絵名。父親に相談して厳しい言葉を投げかけられたのはこのとき。父親が一瞬見せる苦しそうな顔、辛い。

絵画教室。周りが成長していくなか、どこかで満足して立ち止まってしまえば、置いていかれてしまう、絶望。最後に絵画教室に行った時のテーマは「自分」。

瑞希に悩みがあるんじゃないかと聞かれて、相談する絵名。瑞希と絵名、互いを心配し合ってる……。再び絵画教室に足を運んでみることに。当時仲の良かった二葉とも再開。二葉は絵名の絵が好きで、よく真似しようとしていたけど絵名の絵は描けなかった、と言う。雪平先生が絵名のこと覚えてるの良いな。

予想以上に、周りの子たちは成長していた。帰宅して、父親に覚悟を問われる絵名。産みの苦しみに耐えて、産むことを続けられるのか?

逃げてしまってから経過した時間の流れ、そのギャップに向き合う。でも逃げてたんじゃなくて、ニーゴに向き合っていた。ニーゴのおかげで、絵に向き合えるようになった。

雪平先生の批評を腐らず真摯に聞く絵名。技術はまだまだだが、想いは感じ取れるものになっているとのこと。雪平絵画教室に再び通うことを決意する絵名。他でもない、ニーゴのために。

 


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「迷い子の手を引く、そのさきは」


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ニーゴ。まふゆバナー。

セカイにレンが出現。引っ込み思案で臆病。まふゆの中の心細さの象徴なのかな。

ニーゴのみんなで遊園地に行く話に。でもその日、まふゆは模試がある。

母親が勝手に部屋を掃除しちゃって、捨てたはずのシンセが見つかっちゃった。シンセを取り上げようとする母親。まふゆは音楽(仲間)と勉強(母親)の狭間で揺れ動く。いつも吐けてる嘘(被れてる優等生の仮面)がうまくつけない。まふゆは「音楽はやめる」と言わされる。まあ、やめないが……。

当日、結局模試をサボってフェニランに来るまふゆ。模試サボりアツい。

まふゆが迷子になった時の記憶が蘇る。ひとりになったら、キラキラした遊園地が恐ろしく見えた。母親はまふゆが「悪い子」になったら悲しい、と言う。繋いだ手は冷たく、強引だった。冷たさは強奪の象徴か。

「ひとりじゃないよ」のしるし、温かい手。みんながくれるものは心地良い。温かさは供与の象徴。

門限まで破っちゃう。奏たちと母親は何が違うのか。
母親はまふゆの動向を怪しみだす。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「そしていま、リボンを結んで」


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ニーゴ。瑞希バナー。

海外で頑張るファッションデザイナーである瑞希のお姉ちゃんが、服作って送ってくれた。瑞希はお姉ちゃん大好きだし、お姉ちゃんも瑞希のことが大好き。

瑞希がニーゴと出会う、前日譚。

瑞希が中学3年生のとき。類が卒業して寂しい瑞希。ハンドルネームAmiaは当時の推しキャラ「ミア」から。

類は卒業して、好きなアニメが終わっちゃって、大好きなお姉ちゃんも海外に行っちゃう……。瑞希を支えていたものが一気に無くなってしまう時期だった。

そんな時に出会ったのが、やはり奏の曲。奏の曲に感銘を受けて、ハンドルネーム「K」で検索するも、全然引っかからない。そんな中、あるファンアートが目が留まり、それを使って無断で動画を作ってみる瑞希。アップロードしていいかの許可をもらうために、ハンドルネーム「えななん」にコンタクトを取る。

絵名と瑞希の出会い。この頃絵名は、美術科のある高校の受験に失敗して、消沈していた。見てるだけで苦しい。絵名もまた、このとき奏の曲に出会う。

瑞希が作ったMVを投稿。それが奏の目に留まり、ナイトコードで4人で話すことになる。そこで新曲の制作にお試しで携わることに。

一緒に作業する瑞希と絵名。作業する中いつの間にかタメ口になってるの良すぎ。

ニーゴに所属するのを誘われて、絵名は快諾するが、瑞希は迷う。興味はあるが、この頃の瑞希には理由が分からないものの、いていいのか分からない。
お姉ちゃんと話して、所属する決心をする。

 

このMVのパジャマ風衣装可愛すぎ。「君の夜をくれ」っていうタイトル、ニーゴに合いすぎ。しかもこの曲、「荊棘」のアフターライブで歌われることになる曲。自分で絵名に秘密を話すことができていたらというイフの曲という意味付けなのかも……。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「みんなでエンジョイ!スポジョイパーク」


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混合。奏バナー。

運動不足の奏と一緒にレジャー施設で運動する話。参加メンバーは奏、絵名、みのり、一歌。
みんなを救いたい奏の笑顔を守るみのり。

 

アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「好きを描いて♪レインボーキャンバス」


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混合。絵名バナー。

再び絵画教室に通い始めた絵名。絵に魅力がないと言われて悩む。

穂波は壊滅的に絵が描けない。でもボランティアでえむと一緒に園児に絵を教えることになってしまう。それで、奏からの紹介で、絵名が穂波とえむに絵を教えることになる。

まふゆがえむとどんなふうに会話してるか気になる絵名。優等生仮面かぶってて、えむはそれに怯えてます。

絵を笑われた経験のある穂波。共感する絵名。とりあえず、単純な幾何図形でパターンを覚えるよう指導する。

犬の絵がナマコに見えるほどに壊滅的な穂波の絵だけど、よくよく観察すると、要素はある。えむは穂波の絵が好きだと言う。

トレスなら出来たのに、模写となるとうまくいかない穂波。見たまま描けないことに悩むが、教室のセカイのレンの言葉に勇気づけられる。見たままを表現するだけでが絵ではなく、表現したいように表現する。

穂波への教え方はこれで良かったのかと悩んでいた絵名。技術は手段であって、目的じゃない。大事なのはありのままの自分を出すこと。

 

アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「この祭に夕闇色も」


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混合。まふゆバナー。

シブヤ・フェスタなる音楽イベントの話。ニーゴ以外の全ユニットがパフォーマンスを披露。これ、他ユニの話を読んでたらもっと面白かったんだろうな……。

サボり以来、詮索が激しいまふゆの母親。ボランティアを口実に、シブヤ・フェスタに行くことにするまふゆ。

すみっこで盗み聞きする瑞希かわいい。

瑞希はみのりのオタクらしい、良い。穂波がバンドやってるって知って驚いてる絵名、良い。

彰人が出演することを知らなかった絵名。まあ、彰人は絵名には言わないだろうなあ。可愛い姉弟だなあ。

穂波が自分の絵にちょっと自信を持ててるの良すぎる。

そして各ユニットのパフォーマンスや打ち合わせから「これで生きていく」という気概・覚悟が伝わってきて、まふゆの胸に突き刺さる。自分にそんな覚悟はあるのか、母親の言うとおりにした方がいいのではないか……。

装置の検証をしているときに類が怪我しちゃった。えむや彰人を伴い、まふゆが医務班のテントに連れていく。でも、医療班がいないので、まふゆが処置をすることに。

えむにはまふゆの笑顔が取り繕いってわかってて、その上でそういう人なんだって受け入れてるんだな〜。たぶんワンダショバナーの混合イベを読むべき。

類から話をされるまふゆ。自分のやりたいことは思った以上にわからない。これワンダショのイベスト読んだ方がいいな……。まあ、全部読むつもりではあるけど。

与えられた「やるべきこと」ではなく、「やりたいこと」が大事なんだという劇。

シブヤ・フェスタからの帰り道、一人で怪我をして泣いている女の子に遭遇するニーゴ。その子に寄り添うまふゆ。

 

アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「願いは、いつか朝をこえて」


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ニーゴ。絵名バナー。

絵画教室で「孵化」がテーマになる。絵を見せて、絵名が表現したかったことを雪平先生に伝えるが、「ただ思いついたから描いたというふうにしか見えない」と断じられる。

まふゆが母にパソコン見られた……。まだ歌詞とかナイトコードは見つかってない。

まふゆが家に帰るかどうか逡巡してる間に、雨が降り始める。絵名がいったん自宅に連れていく。絵名が愛莉以外の友人を連れてくるのが嬉しそうな様子の絵名ママ。

家に帰ろうとすると苦しくなると言うまふゆ。自分の思いを親に言えないまふゆに苛立つ絵名。でも、大事な人に否定されたら嫌だという気持ちには共感せざるを得ない。

当然、まふゆママからまふゆに電話が。絵名が機転を利かせて、まふゆが泊まる口実を作ることに成功。本人のスタンスからしてふだんなら絶対に使わないであろう父親の名前まで使う。かっこいい。イケなん。

東雲家の食卓に加わるまふゆ。東雲姉弟の遣り取り可愛すぎ。

絵名と彰人の喧嘩。2人ともニンジンが苦手なの可愛い。

絵名ママと自分の母親の言葉は表面上同じ言葉に見えるのに、どこか違う。その差に困惑するまふゆ。諍いが絶えないのに、絵名の家庭は冷たい感じがしない。

まふゆは、母親に自分が音楽を作りたいと思っていることは伝えた、と絵名に伝える。そのうえで否定されたから、「音楽はやめる」と伝えたことも。でも、やめてない。

まふゆは、みんなと一緒に曲を作りたいと願っている。そう言う表情はふだんの石膏像のような表情とは違った。絵名はその表情に課題のインスピレーションを得る。

少女革命ウテナ。あるいは、ヘッセの『デミアン』を思い出した。

 

厄介な「私」に真正面から立ち向かってやるという気概が感じられる曲。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「イミシブル・ディスコード」


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ニーゴ。奏バナー。 「immiscible discord」は「混ざらない不協和音」くらいの意味か。

ついに、まふゆママにパソコンの隠しフォルダが見つかり、ニーゴのことがバレてしまう。作曲をしている「K」つまり奏とサシで対面で会うことに。まふゆには内緒。

絵名や瑞希もついていきたがるが、奏はもしものことを考えて、まふゆママに顔を知られるのは自分だけでいいと言う。

セカイにはカイトが出現。想いを殺そうとする者に容赦しない過激派。

まふゆママに立ち絵と声がついた。

音楽はただの娯楽と思っているまふゆママと、まふゆの人生に音楽が不可欠だと感じている奏では、平行線。結局、まふゆママはまふゆのことをまだ小さな頃と同じだと思っているんだろうなあ。子供を信じられていない。独立した存在とはまったく見ることができていない。親の納得というのを超えて、孵化しないといけない。

まふゆママも当然まふゆのことを想っていると、奏は思っていた。でも、違った。まふゆのことを想っていると思い込んでいるだけ。自分の母親とのあまりに違いに、語気が荒くなってしまう奏。

まふゆと離れない決意を表明する奏。

 

たぶん曲名はカフカ『変身』の主人公グレゴール・ザムザに由来している。『変身』、昔読んだはずだけど、記憶が曖昧なのでまた読みたい。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「ボク達の生存逃走」


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ニーゴ。瑞希バナー。

2週間ナイトコードに来ていないまふゆ。

まふゆはお母さんを信じたい。まふゆはお母さんを大事に思ってる。お母さんはまふゆの将来を考えこそすれ、気持ちを度外視している。それがまふゆを壊してしまっている。

瑞希にとっては家は唯一の逃げ場だった。まふゆにとっては、どこにも逃げ場はなかった。ニーゴが唯一の逃げ場になっていた。そこすら奪われたら……。瑞希は家族にしてもらったみたいに、まふゆに何かしてあげられないかと思案する。

一方、まふゆは母親にシンセを捨てられ、パソコンも修理という名目で取り上げられた。25時じゃなくて昼休みに自習室でナイトコードを繋げてみよう!と瑞希から提案。


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まふゆママは「あなたのために」ということを笠に着て、娘の行動を制限してる。パターナリズムまふゆは反抗できない。怖い。でも、スマホまでをも取り上げられたら、ニーゴにもセカイにも逃げられなくなる。

メインストーリーのときのクラスメイト達。あの時は悪意からそうしてると思っていたけど、そうではなくて、単に分からないだけなんだと悟る。「みんなに合わせる」のが自分を殺さなきゃいけないくらい苦しい人もいる。

瑞希は苦しかったら逃げてきた。まふゆは、苦しくても自分を殺してきた。自分の問題に向き合えていない瑞希は思い悩む。逃げてもいいんだよ、って瑞希は伝えたい。逃げることで心を守り、瑞希は居場所を見つけた。

予備校をサボってまで瑞希に会いにきてくれるまふゆ。自分の問題から逃げ続けてきた瑞希だからこそ贈れる言葉。

めっちゃツミキ節。逃げ惑う子猫。このMV良すぎる。というか、ロングストレートの瑞希可愛すぎ。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「仮面の私にさよならを」


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ニーゴ。まふゆバナー。

期末の点数下がっちゃってる……。ニーゴの活動を休むまふゆ。

隠そうとしたけど、母親が高校に直接連絡を取り、バレてしまう。

スマホが取り上げられそうになり、まふゆは必死に抵抗する。その過程で、スマホが水槽に水没してしまう。スマホは故障してしまう。

不調のスマホからなんとかコンタクトをとるミクとカイト。

絵名に以前言われた通り、母親に面と向かって誠実に自分の想いを伝えるまふゆ。

……それでも、母親は分かってくれなかった。まあ、母親からすればこう思うのは分からなくはない。それにしても頭ごなしに否定しすぎじゃない? 今までのまふゆの生き方を否定するような物言いに、まふゆは耐えきれず。瑞希の助言の通り、逃げ出す。家出。

雨の中、奏はただまふゆを迎え入れる


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「水底に影を探して」


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ニーゴのWorld Linkイベント。

【朝比奈まふゆ】

まふゆは奏の家に居候させてもらっている。カプ的には同棲はアツい

まふゆパパの立ち絵と声実装。善良なパパってかんじ。まふゆの荷物を一式持ってきてくれた。

セカイに新しい場所が現れた。「湖」。水底から奏の音楽が流れてきて、医学部の参考書が出てきたりする。

【暁山瑞希

瑞希は逃げた後どうすればいいのか知らないから、まふゆに逃げることを教えた責任をとれるか不安になる。自分も向き合わなきゃ……絵名も待ってるし。瑞希の言葉はまふゆのためになった。良かった〜。可愛いやった~!

瑞希は湖で絵本を見つける。

うさぎさんはまふゆ。いぬさんは奏。はりねずみさんは絵名。ねこさんは瑞希(キティだ……)。はりねずみ、ヤマアラシのジレンマを思い出すね……。

【東雲絵名】

いつもは苦しそうに絵を描く絵名が、苦しそうじゃない。 周りは美大受験でピリピリしだす頃合い。絵名は美大受験をどうするか迷う。

【宵崎奏】

穂波にまふゆのことをちょっと話す。穂波いいこ。

セカイで小さな女の子に会い、一緒にぬいぐるみを探す。
「いつもありがとう、お姉ちゃん」 。
それは夢だった。

アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「あの日、奏でた音色を」


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ニーゴ。奏バナー。

味覚障害をパパに打ち明けるまふゆ。

奏もこれからどうするかを考えるよう祖母に優しく諭される。

奏が初めて作曲した頃の記憶。両親が笑顔になってくれて嬉しかった奏。ちび奏可愛い。

想いを殺すひとに厳しいニゴカイト。それは自分で自分の想いを殺す人も例外じゃない。

罪を自覚する罪びとは幸せになってよい。東雲絵名とかいう女、そのストレートな物言いで何人救ってきたんだ昔みたいになりたい、戻りたい、そう願ってもいいんだ。

 


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「変わらぬあたたかさの隣で」


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混合。瑞希バナー。

お正月に瑞希のお姉ちゃんが帰ってくる。

小学生の頃の瑞希。可愛いものが好きで、でも、そういう格好をしてると変って言われる。じゃあ、可愛いものは我慢して、好きって気持ちを消しちゃえばいいのかな?

瑞希は絶対変じゃない。可愛いものが好きな瑞希のこと、大好きだよ」、愛だ。
どうか気持ちは曲げないで。

視点が現在に戻ってきて、咲希・志歩と出くわす。
実は可愛いものが好きな志歩は、それでも自分に似合うとは思ってないから、我慢してしまっている。好きなものを大事にしてほしい! 瑞希はキーホルダーにアレンジしてつければ似合うと提案する。

帰り道で、奏まふゆコンビとばったり会う。アツい。欲を言えば、絵名も出してほしかった。

ニーゴのみんなに色違いのシュシュ作ってくれる激アツ姉。これからもみんなと一緒にいられますように。瑞希が覚悟を決めるきっかけになったかな。

 

アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「リラックスティータイム」


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混合。奏バナー。

バレンタインのお返しを考える奏。一歌に相談。お茶会をすることに。

みのり、愛莉と遭遇して、それとなくリサーチすればと助言をもらう。このあと作業中にリサーチする奏、質問がぎこちなさすぎて可愛かった。

レオニード、ニーゴ(+愛莉、みのり)のみんなでお茶会。

アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「Knowing the Unseen」


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ニーゴ。絵名バナー。

美大を受験するかどうかで迷う絵名。絵画教室から帰宅すると、父親が個展をやると聞く。自分もそんな風になりたいと思うが、中途半端な覚悟で画家になれるのか、美大を受けていいのか悩む。

雪平先生は集中できていない絵名を見て、課外授業を提案する。父親の個展の手伝いをすることに。「願いは、いつか朝をこえて」のときの嘘から出た誠。父親との確執をそれとなく知っているニーゴの面々はそれを聞いて、絵名を心配する。瑞希が特に気にしてて、もう、好き。

みんなには大丈夫とは言ったものの、やっぱり行きたくない気持ちがある。リンとレンが覗きに来て、そのおかげで逃げられなくなった。個展へ。

久しぶりに見ても、父親の絵はすごかった。昔は父の絵が好きだったけど、見るたびに自分の才能のなさを思い知らされる絵名。だからあまり見ようとしなくなっていた。

雪平先生は一枚の絵に焦点をあてる。それは一輪の牡丹の絵。雪平先生に、一枚一枚の絵を見て自分で何が描かれているのかを感じるよう言われる。

すると、ただ綺麗だと思っていたある時期の絵が、なんだか苦しみに塗れているように感じられてくる。

牡丹の絵は、暗闇に咲く牡丹に光が指している構図。

実は父親にも、見向されず生活が苦しい時期があった。そのとき、娘が生まれ、筆を折ろうとして、その牡丹の絵を最後の絵にしようとした。でも、父親は筆を折れなかった。雪平先生は絵名にそういう話をする。

ニーゴの面々が個展に到着。奏は昔から絵名パパの絵を見ていたらしい。その娘と一緒に活動しているんだから、すごい。

絵名を発見し、声をかけようとするが、真剣な面持ちで牡丹の絵を見る絵名に、一同は安堵し、そっとしておくことにする。

帰り道、きまずいながら、絵名は父親に質問する。絵を辞めようとしていたのは本当か、と。父親は語り出す。

当時、表現したいものは理解されず、求められるものを描いていた。それではダメだと表現したいものを描いてもやはり理解されない。そんななか、娘が生まれた。画家としても男としても何も生み出せていない自分に、守りたい物が出来た。暗闇に差した光。病院からの帰り道に見た一輪の牡丹。それらが重なって見えた。だから全てを賭してそれを描き、画家をやめようとした。だが描き終えたとき、画家としての自分が全て描かれたその絵を見て、画家をやめることは不可能だと悟った。

その話を聞いて、絵名は自分も同じだと悟る。そして、画家を目指す決意をする。父親のセリフはこれまで通り「好きにしろ」だけど、温かみが違うな~~。笑顔だし。

それにしても、こんな状況で生まれた娘に「絵名」って名前つけるの重たすぎる。この辺の命名の話とか今後イベストで語られたりしないかな。それともサイストにあるのかな。

絵名の象徴は「雨」らしい。それがストレートに表された楽曲。ついに自分の本当の想いを確信したからストレートなタイトルになってるんだろうな。


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アプリゲーム『プロジェクトセカイ』イベントストーリー「灯を手繰りよせて」


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ニーゴ。まふゆバナー。

まふゆパパは宵崎家に毎週通っている様子。まふゆ母はまふゆ父に家出の日のことを訊かれても「わからない」を繰り返すようになっちゃった。

母親を裏切ったという罪悪感で、父親にも責められる夢をみるまふゆ。それにより学校を休んでしまう。あの日のことを、パパに話したい。でも「また否定されたら」という不安がまふゆに付き纏う。

瑞希はそのことを聞いて「まふゆにも頼れる相手がいたらいいな」と思案する。まふゆパパはそういう人になってくれるのでは!

会いに来た瑞希に駆け寄るまふゆ、まだ宮女のなかだから優等生の仮面をかぶってるけど、でも瑞希の前だから素の感じに近い声色なの絶妙でとても良い。

まふゆの背中を優しく押す瑞希。「味方になってくれる人は案外多いのかもしれない」。

まふゆは父親との思い出を思い返す。仕事に忙しくてあまり家におらず、ちゃんとした交流がすることができなかった。このシーンとかめっちゃ切なかった。もっと休んで……。

なかでも印象に残っているのは、雷の夜に眠れなかったときのこと。父親はまふゆが眠るまで寄り添ってくれた。以来、雷が鳴っている時にはまふゆに連絡を入れてくれていたりした(伏線)。良いエピソードだけど、母親と同様、父親の中でもまふゆがまだ小さな子どものころから変わっていないことの表われではある。

思い切って、まふゆは父親に家出の日のことを打ち明ける。自分の想いを打ち明けた後のパパの返答までめっちゃタメがあって良い演出だった。ドキドキした。

まふゆパパがまふゆママと違うところは、まふゆの成長を受け入れられたところ。良かったね、まふゆ……(涙)。まふゆママもこうなってくれればいいな……。

まふゆはひとつうまく行った、瑞希も勇気を出す時……!

って流れで、この次の話が例の「荊棘」だから、手に負えない。この流れを踏まえて改めて読む「荊棘」本当にしんどかった……。

 


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ともあれ、ニーゴのイベストは今のところ、これで全て。次のニーゴの箱イベが楽しみです。