2024/10の履修作品メモ。
- ドラマ『地面師たち』
- 漫画『愚かで勤勉な私たちは』
- アニメ『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』
- 小説『赤×ピンク』
- ゲーム『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』
- アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「The Straylight」
- アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「if(!Straylight)」
- アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「VS.」
- アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「天塵」
- アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「海に出るつもりじゃなかったし」
- アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「さざなみはいつも凡庸な音がする」
- アプリゲーム『崩壊:スターレイル』Ver.2.6「毘乃昆尼末法筆録」
- 小説『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』
ドラマ『地面師たち』
- Netflixの配信ドラマ。
土地の所有に関わる詐欺行為。詐欺がうまくいくかどうか絶妙に予想しづらくてハラハラした。 - 他では得られない快楽を求めて詐欺と殺人を繰り返すハリソンと、そのハリソンに見そめられた辻本拓海。快楽を求めて貪る人間が、空っぽな人間を見て、自分と同じだと思ってしまった。詐欺というのは「実態がないものを、あると見せかけて売る犯罪」なんだよな~~。
- 私は実は北村一輝のことが結構好きだから、ぶっ飛んだ役を演じているのを見れて嬉しかった。
- ピエール瀧が「ええシャブでも入ったんか?」みたいなセリフを言うのだけれど、実際にシャブをやってた人にそれを言わせるのは色々と凄いなと思った。テレビだとやれなさそう。
漫画『愚かで勤勉な私たちは』
陰謀論を取り扱った作品。陰謀論の陰謀論を描くことで、陰謀論というものの性質と陰謀論にはまってしまう人々の性質を描き出している。エンデ『モモ』に登場する「灰色の男たち」が話の主軸になっている(らしい。『モモ』は読んだことがないから、今度読みたい。というか、この漫画のおかげで読みたくなった)。
- 《愚かだが勤勉な、世のためになりたい人々》は、その愚かさでもって社会に仇なす。その表われの一つが陰謀論だと言える。愚かさによって正しくあれないことを受け入れられず、他を害する悪になってしまう。
私は社会のために何かをしたいなんて思ったことはないし、人のためになりそうなことをやっているとしても、それは結局自分のためだから、こういう人たちの気持ちには同調できないけれど、理屈としてはわかる。
私が他者に相対して知識の手解きをするかのようなことをする時、その動機は、説明に際して自分でも見えていないその対象の側面を知れたり、自分が有さずその他者の有する知識や経験、直観によって対象に関して何らか化学反応のような物を期待しているから
— おんぷ (@bad_melodies) October 19, 2024
- 愛の話でもある。主人公の姉は、親から疎外されてしまって、愛されなくなってしまった。それに対して、妹(主人公)は徹頭徹尾、姉から受けた愛に報いるために、愛でもってあそこまでのことをする。愛にはきっかけはあるかもしれないけれど、理由はない。理由なき無償の愛がないと、挫折した人は挫折に外的な理由を求めてしまう。こんな目に遭うなんて、理由がないとおかしい。意味がないとおかしい。「そうでないなら、欠けた部分をその愛で満たしてよ」。
- 陰謀論にはまる弱い存在は、社会から無視されて透明な存在になっていく。透明な存在は、数が増えても気づかれない。そこから破滅的なことが起こる。サリン事件とか思い出す。でもこの作品では、その示唆に留めている。
- ザ・ブルーハーツの『TRAIN-TRAIN』の歌詞を思い出した。
弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく
その音が響きわたれば ブルースは加速していく
見えない自由がほしくて 見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ
アニメ『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』
原作漫画は十数年前に読んでいた。藤原ここあ先生の漫画が大好きだった気持ちを思い出してウルっときた。
ひたすら綺麗。15分尺ということもあって、かなりストレスなく見れた。
三木眞一郎と緑川光の供給めちゃくちゃ助かった。
小説『赤×ピンク』
「きっと、みんなさ、お家に帰りたいんだって思わない? どっかに帰りつきたいんだけど、でも、そのお家って……どこだろ…………?」
少女が大人になる物語。退廃的な場所でこそ、救われる魂がある。
まゆ、ミーコ、皐月という3人の少女の視点が、時系列的に半分ずつくらいオーバーラップしながら切り替わっていく。3人とも家庭との言い知れない確執を抱えている。
皐月の視点が最も読みやすかった。皐月の抱える問題に、親近感を覚えたからかもしれない。
解説のところで妙に冷めてしまった。なんだか、ひどく疎外されてる気がして。「もっとこういうふうに読んだ方がいいよ」みたいなことが書かれていて、こっちがどう読んでるかを決めつけていたというか、限定された読者を想定してるような筆致で不快だった。
ゲーム『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』
https://www.nintendo.com/jp/switch/bdgea/index.html
『ゼルダの伝説』シリーズ最新作。2Dアクション。
お話には風刺の雰囲気を感じた。主人公ゼルダは精霊《トリィ》の力で、世界にあるものの一部を《お借り》して使役する。コピー&ペースト。それに対して、黒幕《ヌゥル》は、世界にあるものを無の世界に引きずり込んで、それをコピーして使役する。カット&ペーストに近い。
自分の使っているものは《世界》からの《借り物》で、それに対する感謝を欠いては何も立ち行かなくなってしまう、という話に見えた(昨今の生成AIとかの話を連想した)。
旅の相棒との別れも、『ゼルダ』のお約束。『時オカ』のナビィ、『スカウォ』のファイ、『知恵かり』のトリィ。思えば《トリィ》という名前は《ナビィ》を下敷きにしている可能性があるかも。ゲームシステムが斬新なこのゲームも、ストーリーは正統派の『ゼルダ』だった。
アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「The Straylight」
「でも……うち、やっぱ『この子』のことも好きかもしんなくて……
『この子』がいなくなるのも、嫌だなあって……」
ストレイライトのコミュ。
素の自分を出さずにクールキャラでアイドルをやっている愛依が、そのことに思い悩むシナリオ。最初は素の自分を出すとアガってしまうという理由で《クールキャラ》を作り出したのだけれど、慣れてきた今、その《クールキャラ》を続けるべきなのか。偶像としてよりは仮面として作られた《クールキャラ》は、今やファンの偶像になってしまっている。ものはあるだけで別の意味を帯びてきてしまう。最初はそんな意味を持っていなかったのに。
《(他の人間による)ものまね》や《CG》といった概念も登場し、《ほんとうのアイドルとは何か》という話になる。
演じられた仮面や偶像だけでも、演じている生身の人間だけでも、《アイドル》は成立しない。《ほんとうのアイドル》は両方が揃ってこそ。
アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「if(!Straylight)」
ストレイライトのコミュ。タイトルの意味は恐らく《もしStraylightではなかったら》(!は論理否定演算子)。
「もしも」の話。「もしも」の話は、現実じゃないけど、現実の支えになる。
また、「もしも」というのは偽りと仮面に符合する。
「もしアイドルじゃなかったら」という話は、「もし「もしもの姿」を演じていなかったら」という「もしも」のメタ構造を孕む。
素の自分とアイドルとしての自分という対立に対して、愛依は懊悩し、冬優子は見て見ぬふりをして、あさひは無頓着である。
「もしも」というのは呪いであって、その呪いと対面する話だった。
アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「VS.」
「…………出たかったなー…………
――わたしが勝つのに」
ストレイライトのコミュ。
冬優子やあさひが褒められたら喜べていた愛依が、悔しさを感じる話。
ストレイライトの3人でパフォーマンス対決。愛依は絶対勝つぞと決意を新たにするが、途中、あさひが怪我をして参加できてなくなってしまう。
結果は、冬優子の勝ち。ほろ苦く終わると思いきや、最後の場面であさひのモノローグ。「私が勝つのに」でこのコミュは終わる。ここで終わるのすごい。不穏すぎる。
たぶん、次の話はあさひの問題に焦点を当てていくんだろうな~。
アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「天塵」
「決まりとか、あるのかな。アイドルって」
「へ~、そんなのあるの~? 雛菜は知らないけど~?」
「じゃ、知ってるのか。みんなは」
「みんな?」
「うん。アイドルがいる人」
ノクチルの最初のコミュ。
「アイドルがいる人」 っていうテキストが凄すぎて絶句しちゃった。《推しのアイドルがいる人》ということだと思うんだけど、それが発展していくと《「アイドルはこうあるべきという規範」を持っている人》《「偶像(アイドル)のあるべき姿」という偶像(アイドル)を持っている人》になっていくということだと思う。
浅倉透、ビジュがめっちゃ良くて、語彙力が小学生くらいっていうか、最低限の言葉でやり取りするのだいぶ好き。そこから繰り出される「アイドルがいる人」。破壊力がすごい。
雛菜のキャラが思ってたのと違っていて、良い意味でびっくり。真の意味でマイペース。他人は他人、自分は自分。「あは~↑」。
小糸はまじめな子犬って感じ。かわいい。女の子受けしそう。
樋口円香と浅倉透、絶妙に付き合ってそうでもあるし付き合ってなさそうでもある距離感良いですね~。
アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「海に出るつもりじゃなかったし」
ノクチルのコミュ。
話の途中でロックの《社会契約論》が登場することを踏まえるに、ノクチルの4人は自然状態にあって、自由に自分たちがやりたい仕事を選んでいる状態。P(《政府》の立ち位置)が仕事をとってきても、選り好みしている。それじゃダメなんじゃないかという意識があるのは最初は小糸だけ。Pを信頼して、お互いがどこにどのように向かっていくかを決めないといけない。
タイトルは、《やりたくてアイドルの世界(海)に出たわけじゃないし》のような《言い訳》の表現に見える。やりたくてアイドルをやってるわけじゃないけど、事実アイドルをやってるわけで、アイドルであり続けたいなら、そのままではいられないよね。
アプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』イベントコミュ「さざなみはいつも凡庸な音がする」
「視聴率、2%じゃなかった~」
ノクチルのコミュ。これから成長するし、いままさに成長している途中!っていう話。
ノクチルがお寺で修行する番組。撮れ高を気にして色々と失敗してしまう小糸。
思ったより画的にしょぼくなってしまうのだけれど、結果的には好評を得る。そして実際このコミュ自体、特段おもしろい出来事が起こることがなく、物語全体で《アイドルをやっている、ただ等身大の少女たち》を描くことで一貫している。
タイトルは《海(ノクチル)が見せる「さざなみ」は常に平凡なものだけれど、その平凡さこそリアルだ》という含意かも。
アプリゲーム『崩壊:スターレイル』Ver.2.6「毘乃昆尼末法筆録」
ピノコニー。乱破、見た目が地味に好きで、引いてしまった。この石は刃ちゃんのためなのに…。
やっぱりピノコニーは人の救済がテーマなのかな。欲(知性)を捨てれば涅槃へと至れますよ…的な敵サイド。知性は道徳を産み、発展を阻害する。愚鈍から衆生を救いたい凡人「レイシオ」、愚鈍に戻すことで人を救う天才「原始博士」。対比が利きすぎ。この2人、会ってほしいな。
あと、Mr.レックは仮面の愚者(「愉悦」)かと思っていたらメモキーパー(「記憶」)だった。CV:鶴岡聡。良いキャラしてるし実装されてほしいな~。
小説『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』
「これ、マジで言ってんだけど」
著・西尾維新。戯言シリーズ最新作(?)。発売日くらいに買ったんだけど、ずっと読んでいなくて、ようやく読んだ。久しぶりに西尾維新の文章を読んだ。『物語シリーズ』も続き読まなきゃなあ。
- 人を狂わす父と、機械のエキスパートの母。その娘が機械を狂わすというのは腑に落ちる。
- タイトルが何度見ても「プディング」に見える。
- 玖渚直、脳内CVが平川大輔。めっちゃ似合いそう。
- ふだん一文一文が重たいと読むのが大変なんだけど。久しぶりに読んだけど、西尾維新の文章は一見ジャンクフードだからあんまり考えずに(ダジャレも多いし)スルスル読める。そこで、ダジャレだったり例え話が後の展開に効いてきたりするのが快感っぽい。
- 遠ちゃんと仲良くなれたの良い。続編読みたい。
- この本には「パパの戯言シリーズ」の栞がついてくるのだけど、私は18「矛盾を恐れるな。ダブルスタンダード、必ずしもダブルバインドならず。」だった。 本文で引用されるから、もしかして100個全部使ってるんじゃないかと思って収集してページ数も記録してたんだけど、全然そんなことなかった(がっくし)。
「パパの戯言シリーズ」
本文に登場したものはページ数を付記する。
- まず名乗れ。誰が相手でも。
そして名乗らせろ。誰が相手でも。
(p.9, 36, 52) - 夢を見ろ。夢現であるよりは。
- 自分だけみんなと違うって?
そんなの、みんな同じだ。 - 心の中にメイドさんを雇うのだ。
(p.51, 89) - わかる人にはわける。
- 文化は空文化する。
- アップデートでは足りない。アップグレードしろ。
- 失敗を恐れるな。成功を恐れるな。成敗のみ恐れよ。
(p.180) - 他人の名前を笑うべからず。
変わった名前は、考えられた名前だ。
(p.90) - 我を通すためには、我を持たなければならない。
- 攻撃は最大の敗北。特に先制攻撃は。
(p.116) - その固有名詞は本当に固有か?
虚無ではないか? - 法の下の平等は、雲の上の人物には無関係。
- 複雑であるな、雑であれ。
- 真実はひとつだが、そのひとつがたくさんある。
- 黙秘権?
秘密がないからこそ、沈黙しているかもしれないのに。 - 視野の狭さを直視しろ。
(p.18) - 矛盾を恐れるな。
ダブルスタンダード、必ずしもダブルバインドならず。
(p.65) - すべてのものには名前がある。
(p.90) - 親の背を見て子が育つかどうかは、背を向けていたらわからない。
- 可愛い子にはお土産を買え。
- 第一の事件が防げないのは仕方ない。
第二の事件の全責任を取れ。
でないと第三の事件を起こすことになる。
(p.140) - 命を大切に。
誰の命でも。お前の命でも。
(p.161) - これまで差別されてきた側に言わせれば、
平等になるだけでは不平等だ。 - 楽ができる分だけ、クオリティを上げろ。
- 人生の時刻表は、誤植だらけ。
- 気付いた真相に、気付かれるな。
(p.216) - 意図を見逃すな。もつれているように見えても、編んでいるだけかもしれないのだから。
(p.99) - 時には、反省よりも反骨を。
- 整理整頓したいからと言って、 部屋をわざわざ散らかすな。
- 人は見た目で9割騙せる。
(p.14) - 偽物なら、せめて似せる努力をするんだ。
- 占いを信じるときは、それ以上に自分を信じよ。
- 一番強い念は、無念だ。
- 『普通』は普通に、褒め言葉。
(p.203) - 必ずしも、本音が動機だとは限らない。
- 正反対の前置きを両立する。
(p.10) - 命よりも大切な遺産なんてない。
(p.81) - 動け。誰の為でもなく。誰の所為でもなく。
(p.207) - 発達した科学は迷信と区別がつかない。
- 蝶である今が夢なのか、蛹である今が夢なのか。
(p.23) - 目的を統一するより、
敵を統一しろ。
(p.166) - ダイエットとは、やせ我慢だ。
- 休憩を取りながら走る兎は、理に適っている。
- クオリティ・オブ・ライフを重んじるなら、死の質も問え。
- 笑わわば笑え。
溺れたときこそ、縋りつくように。
(p.21) - 騙されたと思って騙してみろ。
(p.216) - 月がふたつあれば、もうひとつほしいと思うだろう。
ひとつでいいのにとは思わずに。 - 『あ』から始まる言葉を大切に。
ありがとう、愛してる、会いたい。
飽きられてもいい、呆れられてもいい、
争ったあとも、諦めたあとも、
あるがままで、あなたのままで、
甘んじて、あちらに向かい、
歩き続けろ。
(p.80) - 一生考え続けなさい。
答が出ないことを承知で。
(p.212) - ネックレスを首なし死体と訳す発想を。
- 現場不在証明。居場所のない人間には、残酷な用語だ。
- 許せないと感じる人間を、許せ。
許されると思っている人間を、許すな。
(p.164) - 親しき仲にも例外あり。
(p.25) - 生活に余裕がなくとも、生活態度には余裕を持て。
(p.50) - 神がいるかどうかより、きみがいるかどうかのほうが重要だ。
- はだかの王様も、軍服の王様よりマシだ。
- ヒエラルキーは確かにあるが、その形がピラミッド状か独楽状かは、よく見極めなければならない。
- 赤い糸で、人生は結ばれる。
(p.99) - 幸せは、今までの不幸の辻褄合わせじゃない。
- 黙っているのは、賛成しているのと同じ。
あるいは、死んでいるのと同じ。
(p.110, 151) - 放置と放棄との差は、捨て置けない。
- どれほど恥ずかしくても、恥で人は死なない。
(p.193) - 虻蜂取らずと言うが、取りたいのは蝶と甲虫だ。
- 守る力は強い。特に既得権益を守る力は。
- 干渉でも既に過干渉だ。
鑑賞(みまもり)くらいにとどめておけ。 - 多様性に敬意を払う少数派であれ。
(p.11) - 歴史にイフはないが、偽りはある。
- 行間を読め。人間を読むように。
(p.57) - 理解されようなんて思うな。
理解していない癖に。 - 負けを抱くことを、抱負としろ。
- 隠し事が上手だとバレるな。
- 万が一の事態に備えるよりも、万が九九九九の事態に備えよ。
- 川の氾濫と民の反乱、どちらが怖い?
- 罪悪感を持たないことこそ罪悪だ。
- 創作とは、創(きず)を作るおこないなり。
- 切り札を持たないことが最大の切り札。
(p.236) - 重なることを恐れるなかれ。
- 重なることを恐れるなかれ。
- 意地を張っていいことはないが、悪いことではない。
- 正当化すること自体は正しい。
- 類は友を呼ぶが、その友と気が合うとは限らない。
- 誰の人面瘡にならなりたい?
- 臆病は知恵だ。病じゃない。
- 称えよ。あるいは祟れ。
- 二度あることは二度とない。
(p.76) - 友達は大切にしろ。
明日死ぬかもしれないんだから。
(p.200) - 一円に笑う者は一円に泣くという言葉は、その昔、一銭に笑う者は一銭に泣くだった。現在の金銭価値に合わせて変化した諺だが、これこそ、一銭を笑う者の行為ではないのか?
(p.225) - 横断歩道は縦断しろ。
(p.20) - 真実だからと言って信じるな。
(p.182) - かけがえのない代理品であれ。
(p.44) - ずっと目を瞑っていれば、瞬間移動もたやすい。
- 己で修理できないものを手放せ。
それが己の心でも。
(p.107) - 砂漠で乾いて死ぬか、海で溺れて死ぬか。
砂漠のオアシスで溺れて死ぬか、海の船上で乾いて死ぬか。 - 口答えを許せ。鼻で笑われるよりも。
- キリンの首は長いと言うが、脚だって相当長い。
- 誰にでもできる仕事なら、先を越される前に。
- 愛より貴重なものはない。
ただし、貴重だからと言って価値があるとは限らない。 - ポイントは貯めるものではなく、押さえるものだ。
- 戯言だけどね。
(p.260)
ママの絶対法則 機械に触るな。