2022/07の履修作品メモ。
以下ネタバレを含む場合があります。
- 映画『劇場版 仮面ライダーW forever AtoZ/運命のガイアメモリ』
- 映画『トップガン マーヴェリック』
- 漫画『スピリットサークル』
- アニメ『無能なナナ』漫画『無能なナナ』
- アニメ『リコリス・リコイル』1話~4話
- アニメ『未来日記』
- アニメ『探偵はもう、死んでいる。』
- アニメ『バビロン』
- 映画『TIME』
- アニメ『弱虫ペダル』1話~7話
- アニメ『シャドーハウス』1期
- ゲーム『薄桜鬼 真改』風ノ章 伊庭八郎ルート
映画『劇場版 仮面ライダーW forever AtoZ/運命のガイアメモリ』
再鑑賞。最後に見たのはもう10年近く前なので懐かしかった。仮面ライダー映画としては屈指の名作。1時間という短い尺なので詰め込み感がすごいけど、それでもよく纏められていると思う。ヒーローは街の人々を守るけれど、ヒーローを守るのもまた街の人々なのだということを、「風」というモチーフを最大限に活用して表現していて最高。テレビシリーズの方も見直したくなってきた。
映画『トップガン マーヴェリック』
劇場で見た(前作はネトフリで見た)。まず単純には、トム・クルーズがかっこいい。前作から引き続き、言葉ではなく行動で周りを黙らせる男マーヴェリック。しかし前作の罪に対峙しなければならない。罪と贖罪。行動には責任が伴い、部下を抱えて分かる苦悩がある。それでも困難なミッションをクリアして乗り越えて成長していくお話。
漫画『スピリットサークル』
7つの前世(?)を巡るお話。面白かった。重ね合わせ・漸進的構造。各々の人生は繰り返しているようで、実は繰り返していない。最終回で過去生のことを忘れていく描写があったが、過去生とは物語の比喩で、「物語は忘れられても残るものがあり、それを糧にして私たちは生きていく」というお話だと思った(似た展開として、『めだかボックス』での異常性や過負荷が消失していく展開が挙げられる。これも同質だろう)。物語はそれ自体では閉じているが、「今」に活かされる時、閉じずに螺旋を描き、漸進する。
アニメ『無能なナナ』
漫画『無能なナナ』
アニメを見て、先が気になって漫画を全て読んでしまった。アニメでは、主人公を演じる大久保瑠美の声の変化がめちゃくちゃ楽しかった。先輩(CV遊佐浩二)が出てきてから更に面白くなった。漫画の続きが楽しみだし、アニメも続きが作られて欲しい。
アニメ『リコリス・リコイル』1話~4話
作画がすごい。
アニメ『未来日記』
再視聴。漫画も全部持っているが、久しぶりに見てみて結構内容を忘れているな、と思った。コンセプトがそもそも面白い。
アニメ『探偵はもう、死んでいる。』
思っていたお話と違ったけれど、良かった。一人の体に複数の人格が宿っている系の会話劇が好きなので、そこは刺さった。声優が豪華だった気がする。
アニメ『バビロン』
何もわからん。助けてくれ。
曲世愛をどうやって倒すんだろ~~と思って見ていたら、なんと倒されなかった。最強キャラだ。曲世愛という最強の存在への相剋や超越を期待していて、洗脳のメカニズムなどが分析されると思っていたので、見終わってモヤモヤ(興覚め?)してしまった。まあ、愛は作中で「勇者になりたい」とか言っていた気がするから、曲世愛はきっと魔王(倒されることが予定されている存在)ではなく勇者(決して倒されない存在)なんだろう。メカニズムが明かされないものというのは、それだけ象徴になってしまう。
正崎さんは善だから変化も成長もするんだけど、曲世愛は悪だから変化も成長もない。悪とは終わることであり、そこで打ち止めで、ある意味でそのまま固定された、完成された永久の存在だ。みたいな話かな。まだいろいろ考え甲斐がありそう。
映画『TIME』
寿命が通貨となった世界。技術の進歩がスゴイ(小並感)。終わり方があまり好きじゃなかったかも? 技術が凄すぎて、お話の内容があまり頭に入らなかった可能性がある。なんとなく、社会風刺の風味は感じたけれど、いかんせんモチーフが強すぎる。寿命が通貨と化した世界とかいうの、発想が勝ちすぎている。
富裕層は身体の寿命が伸びていくことに、心がついていかない。貧困層は、突然迎える死に、心がついていかない(金なら無くなった瞬間に死んだりはしない)。過ぎたるは及ばざるがごとし。
アニメ『弱虫ペダル』1話~7話
ちょびちょび見始めた。面白い。
アニメ『シャドーハウス』1期
影と煤でできたヒトガタというモチーフが好み。シャドーの生態や出生のくだりが語られるのは予想していたのだけれど、もっと比喩的で舞台のような寓意的なお話に終始すると思っていたら、政治的な要素が出てきて意外だった。それはそれで面白かったけど。2期も見たい。
ゲーム『薄桜鬼 真改』風ノ章 伊庭八郎ルート
優しさ全開の男・伊庭くんに困惑してしまう(土方さんが気難しんぼなので)。普通にいい男。CV宮野真守が輝いている。表面が優しさで出来ているので、外側から取り付けられた本能(変若水や鬼の腕)をきっかけとして、自らの裏側にある獣性や悪意に向き合っていくお話になりそう。華ノ章もさっさと読んでしまいたい。