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感想・備忘録・夏休みの自由研究

聖書を日英対訳で読んでみる/創世記第4章

カインとアベル。最初の殺人。レメクの報復の歌。

 

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第4章

1. Now Adam knew Eve his wife, and she conceived and bore Cain, saying, “I have gotten a man with the help of the Lord.”
 人はその妻エバを知った。彼女はみごもり、カインを産んで言った、「わたしは主によって、ひとりの人を得た」。

  • 「その妻エバを知った」というのは勿論文字通りではなく、性的な交わりを表している。フランス語訳では「人はその妻エバと一体となった。(l'homme s'était uni à Ève, sa femme.)」と表現されている。
  • [Bible Gateway註:Cain sounds like the Hebrew for gotten
    「"カイン"はヘブライ語で"gotten"に相当する語に音が似ている」
    〔6/4追記〕カインが「得られた」を意味する語に由来するのに対し、アベルは「息,はかなさ,無価値」を意味する語に由来するようである。これは人間の抱える2つの側面(人間の命は与えられた物であるのと同時に、はかないものである)を表現しているようだ。(『旧約聖書入門1』)

 

2. And again, she bore his brother Abel.  Now Abel was a keeper of sheep, and Cain a worker of the ground.
 彼女はまた、その弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。

  • 兄カインは土を耕し、弟アベルは羊飼いをする。(農耕と畜産)
  • ちなみに、羊飼いを表す英単語に shepherd がある。この語は sheep(羊)+herder(追い立てる者)から成る。新約聖書の有名な話で、羊と羊飼いの比喩があるが、そこでは迷える子羊(民衆)を導く羊飼い(イエス・キリスト)というふうになぞらえられており、そこからイエスのことを Good Shepherd(良き羊飼い)と呼んだりする。

 

3. In the course of time Cain brought to the Lord an offering of the fruit of the ground,
 日がたって、カインは地の産物を持ってきて、主に供え物とした。

  • offering:供物
    offer(提供する)の動名詞形が名詞として受容されたもの。このような語としては understanding や thinking がある。
  • 地の産物とは植物的な作物のこと。

 

4. and Abel also brought of the firstborn of his flock and of their fat portions. And the Lord had regard for Abel and his offering,
 アベルもまた、その群れのういごと肥えたものとを持ってきた。主はアベルとその供え物とを顧みられた。

  • ういご(初子):the firstborn
  • of the firstborn of his flockとof their fat portionsが並列されている。
  • the firstbornは複数頭と考えられる(フランス語訳では複数形(des premiers-nés)、単数形は le premier-né)。というか、そうでないと of の意味が分からなくなる。複数の firstborn の中から選んで bring した、ということ。
  • regard for X という用法は辞書に記載が無い。forは「好意」か(be for X:Xに賛成である)。regard for X で「Xに好意の眼差しを向ける」ほどの意味か。そして「顧みる」と訳されていることは、英訳の regard の re- "again" に対応していそうである。「何かの返答/反応として見つめ返す」ということだろう。
  • ユダヤ教では、神への捧げものといえば、肉(羊、山羊)である。

 

5. but for Cain and his offering he had no regard. So Cain was very angry, and his face fell.
 しかしカインとその供え物とは顧みられなかったので、カインは大いに憤って、顔を伏せた。

  • 「顔を伏せる」=「姿を隠す」=「悪を為す」。人間は神の視座(=善悪を知る)に立ったものの、物事を時間超越的に見ることが出来ず、《いま》《ここ》の事象に捕らわれ、あらゆる物事を良しとすることはない。
  • カインにとって、神がアベルを贔屓した理由は分からない。それが重要であるとする解釈もある。この出来事により、カインにとって神は隠された神(Deus absconditus;神の本質に在る無知性(人間からは本来見えない))となり、「怒りの神」となった。(岩波文庫『創世記』(関根正雄による解説)を参考にした)
  • 〔6/4追記〕
    アベルは畜産、カインは農耕という業種の象徴にされているが、他業種がうまくいっているときに自分の業種がうまくいかないというのは現実によくあることである。不況や不調はなぜ存在するのか、そんなものを神が設定しなければよいのにと、カインの怒りの根源はそこにあったとも考えられる。しかし神がそれを設定するのは、実際に現実は常に順風満帆に事が運ぶわけではないし、常に順風満帆であることが良いわけでもないからだ。常に順調だと人間は傲慢になってしまう。人間が人間としての成熟に至るために、逆境(試練)は課される。(大野惠正『旧約聖書入門1』を参考にした)
  • 〔7/29追記〕
    人間の生業はそれを生み出す欲求とともに広がっていく。人間ができる三つの生き方、すなわち狩猟、家畜の世話と農業のうち、最初のものは人体を力、器用さ、走ることに鍛え、心を勇気と策略に鍛え、人間を頑強にし、獰猛にする。……[中略]……休息と怠惰な情念を生む牧畜業は、最も自己充足する生業である。それはほとんど苦もなく人間に食糧と衣服を与え、住居さえ与える。……[中略]……農業は生まれるのにもっと時間がかかり、すべての技芸の結果である。農業は所有、政府、法をもたらし、次第に極貧と罪をもたらす。それらは人類にとって善悪の学問と不可分のものである。それ故ギリシャ人たちはトリプレモスを単に有用な技芸の発明者としてだけではなく、最初の規律や最初の法を与えてくれた創設者であり賢者と見なしていた。逆に、モーゼは農業の発明者を悪人として、その供物を神に拒絶させることによって、農業に対して非難の判断を下しているように見える。最初の耕作者はその技芸の悪しき結果をその性格で予告していたかのようだ。(ルソー『言語起源論』から引用)

 

6. The Lord said to Cain, “Why are you angry, and why has your face fallen?
 そこで主はカインに言われた、「なぜあなたは憤るのですか、なぜ顔を伏せるのですか。

  • 神、どこにでもいる(omnipresent)な。

 

7. If you do well, will you not be accepted? And if you do not do well, sin is crouching at the door.  Its desire is contrary to you, but you must rule over it.”
 正しい事をしているのでしたら、顔をあげたらよいでしょう。もし正しい事をしていないのでしたら、罪が門口に待ち伏せています。それはあなたを慕い求めますが、あなたはそれを治めなければなりません」。

  • [Bible Gateway註:contrary toはtowardとも]
  • [Bible Gateway註:will you not be accepted? の部分はヘブライ語では will there not be a lifting up [of your face]? に相当する表現]
    ヘブライ語では「顔をあげられたら良いでしょう」。will you not be accepted? という英訳は解釈が強く入っている。
  • crouch:かがむ、しゃがむ
    (*クラウチングスタート(crouch start))
  • 「罪が待ち伏せている」=「罪をおかそうとする心がある・自覚がある」
    「罪が慕い求める」=「罪を犯そうとする衝動に負けそう」
    「罪を治める」=「罪を犯さないようにする」(支配する)

 

8. Cain spoke to Abel his brother, "Let us go out to the field." And when they were in the field, Cain rose up against his brother Abel and killed him.
 カインは弟アベルに言った、「さあ、野原へ行こう」。彼らが野にいたとき、カインは弟アベルに立ちかかって、これを殺した。

  • 即落ちカイン。近代小説なら葛藤で尺を使いまくれそう。でも昔話なので登場人物の心理描写とかない。出来事を淡々と綴っていく。

 

9. Then the Lord said to Cain, “Where is Abel your brother?” He said, “I do not know; am I my brother's keeper?”
 主はカインに言われた、「弟アベルは、どこにいますか」。カインは答えた、「知りません。わたしが弟の番人でしょうか」。

  • 「知りませんと答える」=「殺しを隠す」=「存在すると知っているものの存在を否定する」=「罪」
  • 「Xの番人である」=「Xを見留める存在である」=「Xの存在を良しとする存在である」。これに疑問を呈することは罪となる。

 

10. And the Lord said, “What have you done? The voice of your brother's blood is crying to me from the ground.
 主は言われた、「あなたは何をしたのです。あなたの弟の血の声が土の中からわたしに叫んでいます。

  • 創世記の第1章からしてそうだが、「声」は神と世界を媒介する。神は声(言葉)を介して創造を行うし、人にはとして現れる。神は血を見たのではなく、血を聞いたのである。
    「光あれ」と言って光を在らせた。光を存在させたのは、物を存在させるためである。そして、人は光を介して物を見る(=存在を認める(見留める))。

 

11. And now you are cursed from the ground, which has opened its mouth to receive your brother's blood from your hand.
 今あなたはのろわれてこの土地を離れなければなりません。この土地が口をあけて、あなたの手から弟の血を受けたからです。

  • 新共同訳「今、お前は呪われる者となった。お前が流した弟の血を、口を開けて飲み込んだ土よりもなお、呪われる。」。from the groundの部分の解釈が全然違う。
    聖書教会訳では「呪われて、the ground から離れる」ということになる。新共同訳では「the ground から呪われる」ということになる。(と思う)
  • 最初は蛇が神に呪われ、次に大地がアダムをきっかけに呪われた。カインは大地に呪われる。
  • 「産めよふえよ」の原理に反する「殺人」を犯したカインは罰を受ける。

 

12. When you work the ground, it shall no longer yield to you its strength. You shall be a fugitive and a wanderer on the earth.”
 あなたが土地を耕しても、土地は、もはやあなたのために実を結びません。あなたは地上の放浪者となるでしょう」。

  • フランス語訳では its strength の部分は sa fécondité(英語ではfecundity「繁殖力」に相当する)。strengthってなに? ヘブライ語でも「力」に相当する語のよう。「土地が、自らの力をあなたに発揮しない」という感じか。
  • fugitive:逃亡者。refugee(難民)と同語源。
  • a fugitive と a wanderer で両方ともに不定冠詞を使うんだ。現代英語では1つでいい気がする。

 

13. Cain said to the Lord, “My punishment is greater than I can bear.
 カインは主に言った、「わたしの罰は重くて負いきれません。

  • [Bible Gateway註:My punishment is greater than I can bearはMy guilt is too great to bearとも]
    punishment は罰で、guilt は罪である。どっち?
    新共同訳では「罰」ではなく「罪」。ヘブライ語(עֲוֹנִ֖י)では「過ち/罪」の方。他の英訳ではiniquity(不正)と訳しているものもあった。ここは「罪」という表現が本来であろう。

 

14. Behold, you have driven me today away from the ground, and from your face I shall be hidden. I shall be a fugitive and a wanderer on the earth, and whoever finds me will kill me.”
 あなたは、きょう、わたしを地のおもてから追放されました。わたしはあなたを離れて、地上の放浪者とならねばなりません。わたしを見付ける人はだれでもわたしを殺すでしょう」。

  • 「地のおもて」って訳、何だろう。と思ったが、ヘブライ語や他の英訳では「地のおもて(the face of the ground)」のような表現が使われているっぽい。
  • カイン思い込みが激しいのでは。「私は神の顔から隠されることになる」→「誰かに殺される(死ぬ=存在の否定を受ける)」という構造。

 

15. Then the Lord said to him, “Not so! If anyone kills Cain, vengeance shall be taken on him sevenfold.” And the Lord put a mark on Cain, lest any who found him should attack him.
 主はカインに言われた、「いや、そうではない。だれでもカインを殺す者は七倍の復讐を受けるでしょう」。そして主はカインを見付ける者が、だれも彼を打ち殺すことのないように、彼に一つのしるしをつけられた。

  • 神が「not so」とか言うのちょっと解釈違いだな……。
  • vengeance:復讐、あだうち
  • 「七倍の復讐」の内実は?
    《カインが殺された場合、カインは死ぬことにより罰を受けたことになるが、それがトリガーとなってカインを殺した者にその7倍の復讐が到来する》と解釈できるが、これはどういう意味か。死より重い罰はないはずだから、死ぬ前に7倍の苦しみを負って死ぬということか。
  • アダム、エバ、カインの他に人間がまだ存在していないような気がするけど、誰が復讐するんだろう。
    → 人間と言っているのは比喩で、因果応報的な概念か。

 

16. Then Cain went away from the presence of the Lord and settled in the land of Nod, east of Eden.
 カインは主の前を去って、エデンの東、ノドの地に住んだ。

  • ノドは「放浪」の意。
  • 主のpresence(遍在;omnipresence)から去れるのか? まああくまで《顕在している神》の前から去ったと考えるのが妥当か。

 

17. Cain knew his wife, and she conceived and bore Enoch. When he built a city, he called the name of the city after the name of his son, Enoch.
 カインはその妻を知った。彼女はみごもってエノクを産んだ。カインは町を建て、その町の名をその子の名にしたがって、エノクと名づけた。

  • 「知る」=「性行為」。関係ないけど、逢う(姿を見る)ことが婚姻を意味する平安貴族みたいだな。

 

18. To Enoch was born Irad, and Irad fathered Mehujael, and Mehujael fathered Methushael, and Methushael fathered Lamech.
 エノクにはイラデが生れた。イラデの子はメホヤエル、メホヤエルの子はメトサエル、メトサエルの子はレメクである。

  • X father Y:XがYの父となる

 

19. And Lamech took two wives. The name of the one was Adah, and the name of the other Zillah.
 レメクはふたりの妻をめとった。ひとりの名はアダといい、ひとりの名はチラといった。

  • レメクまでの世代を端折った!

 

20. Adah bore Jabal; he was the father of those who dwell in tents and have livestock.
 アダはヤバルを産んだ。彼は天幕に住んで、家畜を飼う者の先祖となった。

  • カインに殺されたアベルの代わりに家畜番がようやく登場した(ヤバル)。

 

21. His brother's name was Jubal; he was the father of all those who play the lyre and pipe.
 その弟の名はユバルといった。彼は琴や笛を執るすべての者の先祖となった。

  • ユバルはアダの息子でヤバルの弟。楽器を奏でる担当。
  • lyre:リラ(古代ギリシャの竪琴)

 

22. Zillah also bore Tubal-cain; he was the forger of all instruments of bronze and iron. The sister of Tubal-cain was Naamah.
 チラもまたトバルカインを産んだ。彼は青銅や鉄のすべての刃物を鍛える者となった。トバルカインの妹をナアマといった。

  • forger:鍛冶屋
    (関係ないけど、forger には「偽造者,捏造者」の用法もある。これは鍛冶屋は鍛冶屋でも「贋作づくりの鍛冶屋」ということだろう。漫画『SPY×FAMILY』でスパイ〈黄昏〉が用いる偽の苗字としてこの forger が採用されているのはこのためだろう。凄腕スパイの〈黄昏〉がそんな匂わせみたいな苗字用いるかな……とはちょっと思うけど。)

 

23. Lamech said to his wives: "Adah and Zillah, hear my voice; you wives of Lamech, listen to what I say: I have killed a man for wounding me, a young man for striking me.
 レメクはその妻たちに言った、「アダとチラよ、わたしの声を聞け、レメクの妻たちよ、わたしの言葉に耳を傾けよ。わたしは受ける傷のために、人を殺し、受ける打ち傷のために、わたしは若者を殺す。

  • いつのまに誰かを殺したの?とは思うけど、事象は言葉で描写される(神も言葉によって事象を創造している)。語られた話のうちにのみ真実がある、と思うしかない。
  • 「カインを殺す者は7倍の復讐を受ける」
    → 神はここで「復讐」の存在を認めて(見とめて)いるから、レメクは復讐(応報)を果たしている。

 

24. If Cain's revenge is sevenfold, then Lamech's is seventy-sevenfold.”
 カインのための復讐が七倍ならば、レメクのための復讐は七十七倍」。

  • 77倍!?どうして?
  • カインとレメクが違うのは世代くらいか。復讐は世代ごとに重くなる?
    カイン→エノク→イラド→メフヤエル→メトシャエル→レメク→トバルカインまでに7代経ている。憎悪はふつう時間とともに散逸するが、ここでは逆になっている。人類の罪の増大を、カインとレメクの対比をもって述べている(岩波『創世記』)。
  • この歌を解釈するにあたり、以下の引用が参考になる。

 レメクの歌は、24節からして、確かに報復の歌である。
 …[中略]…つまり、レメクはここで2人の妻に、自らが受けた傷に対し、殺害をもって報復した、と自分の業を高らかに自賛してみせているのだ。…[中略]…
 この歌の対句法からみて、「男」と「若者」は同一人物、「わが傷」と「わが打ち傷」は同一の事柄であろう。「傷」と「打ち傷」は出エジプト記21章25節や箴言20章30節などに並んで出る比較的軽い怪我。…[中略]…レメクは、自分に軽傷を負わせた者に対して、殺害をもって報復した、と誇っているのだ。報復行為は危害を増幅させる。この歌には、元来、レメクの報復物語が伴っていた筈である。しかし、原初史の編集者は歌の部分だけここに加えて、「カインの末裔」の締め括りとした。22節の続きとして、レメクの歌が幾分唐突な感じを抱かせる理由はおそらくその報復の物語が省かれたからだ。…[中略]…
 文脈上、レメクの歌は2重の役割を担う。ひとつは、「カインとアベル」から「カインの系譜」に続く一連の記述の締め括りである。カインによるアベル殺害ではじまる4章の記述は、ここに、報復の殺害行為を示唆して終わる。カインの子孫は都市を建設し、その末裔は交易(ヤバル)、文化(ユバル)、技術(トゥバル・カイン)に従事した。それによって文明という人間の可能性は発展する筈であった。しかし、神の手に委ねられるべき報復の手段を人間は自らの手に握ってしまった(レビ19章18、申32章25参照)。復讐に駆られた人間はその行為を増幅させる他ない(77倍!)。かくして、殺害は止むことがない。それまで3度繰り返された動詞「殺害する」(8、14、15節)をさらに繰り返して、レメクの歌は一連の記述を締め括る(23節)。
 もうひとつの役割は、洪水物語への橋渡しである。既に述べたように、5章のアダムの系譜によれば、洪水はレメクの子らの世代に起こったことになるが、レメクの歌は、同じレメクとその子らの世代、文明の発達の陰で、「殺害」がやまなかったことを暗示することにより、洪水前夜の「人間の悪」や「暴虐」の具体相を示唆することになる。

― 月本昭男『創世記注解Ⅰ』

 

 

25. And Adam knew his wife again, and she bore a son and called his name Seth, for she said, “God has appointed for me another offspring instead of Abel, for Cain killed him.”
 アダムはまたその妻を知った。彼女は男の子を産み、その名をセツと名づけて言った、「カインがアベルを殺したので、神はアベルの代りに、ひとりの子をわたしに授けられました」。

  • [Bible Gateway註:Seth sounds like the Hebrew for he appointed
    「セツは"彼が指名した"に相当するヘブライ語と音が似ている」
  • カイン-レメクの系譜に関する語りは24節までで終わり、第5章からはセツの系譜が語られることになる。

 

26. To Seth also a son was born, and he called his name Enosh. At that time people began to call upon the name of the Lord.
 セツにもまた男の子が生れた。彼はその名をエノスと名づけた。この時、人々は主の名を呼び始めた。

 

参考

 

次回

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